先日、芋久保さんのブログで気になる本が紹介されていました。
「この本を読んでから建てよう」山本順三著です。
同じようなタイトルの「ログハウス造り始める前に」などは、興味が引かれますよねえ。
どんなことが書いてあるのか、教えてもらいました。ホームページがありましたね。「ここの公開質問状」が興味深いですよ。
本の書評もみてみました。どうも、セルローズファイバー工法のPRのようです。
ということはホームページの内容と同じでしょうから、読む必要もなさそうです。
断熱材については、数年前に、非常に興味をもって調べたことがあります。
そもそも断熱とは何ぞや?からです。
熱伝道率が小さいほうがいいのですね。一般的には空気が一番小さい。発砲断熱剤のフロン系はもっと小さいとか。究極は真空だとか。木材も小さいほうですね。
だったら、断熱材なんて不要じゃない?っておもいましたねえ。
それなら、なぜ断熱材は必要なんだろう?と考え、調べた結果、空気は対流しちゃうってことが問題だったんですね。つまり壁などに空間があれば、熱が移動してしまうようなのです。
で、移動しないように、小さな空間に空気を閉じ込めたのが、断熱材なのでした。
それでは、この空間とは、どの程度くらい小さくしたら効果があるのか?これが未だにわからないのですよ。たぶん小さければ小さいほどいいってことなんでしょうけどね。
先のセルローズファイバー工法ってのは、新聞紙の繊維を隙間なく吹き込むという工法だったんですね。(発泡ウレタン工法みたいに専門業者がいるようです)
最近の流行?なのかな?欧州では盛んのようですね。
これを板状にしたものはあるのか?探してみたのですが、見つかりませんでした。
数年前に、セルローズ(木質繊維)を板状に固めたもののサンプルを取り寄せたことがありました。自然素材に非常に興味があったわけです。
どうも、グラスウールやロックウール、発泡系は好きになれなかったのです。
そもそも透湿性のある丸太の小屋なのに、透湿性のない合板や防湿シートやサイディングなどで被ってしまうのは違和感があったのです。屋根以外はね。
というか、自然素材ならタダだろうと考えたのでした。(笑)
基本的に性能は似たり寄ったりなので、材質よりも、熱抵抗値が大きいほどいい、つまり厚さですね。
屋根、床は200ミリ前後、壁は150ミリ前後が理想ですね。東北以北ではね。
前置きが長くなりましたが、これはボクのログの床です。(2005年12月)


下層から、断熱材支え板9ミリ、断熱材(自然素材)100ミリ、床板30ミリという構成です。
自然素材とは、簡単にいうと、曲面カンナの削り屑です。廃物利用ですね。これを米袋に詰めて、敷き詰めてあります。
他に、考えたのは、籾殻、稲わら、畳、布団などです。どれもタダで手に入りますからね。
これってエコロジカルでエコノミーじゃぁあ~りませんか?!
<追記>
最近の断熱材をいろいろ調べてみたら、この業界は、誹謗中傷的な宣伝合戦をしているんですね。
それぞれの工業会までが、相手の欠点を並べたてています。
こうなると素人は迷うばかりです。
解決策は、個人のポリシー(考え方)かな?それに全体構成(総合バランス)でしょうか。断熱の鬼門は窓ですからね。
それよりなにより大事なのが施工ですね。
たまたま壁板をはがしたら断熱材が落ちていた(両面テープで止めてあった)とか、透湿シートの表裏を間違えていたとか、透湿と防湿シートを間違えていたとか、隙間に防水テープが貼ってないとか・・・あるからね。高気密とか、大手メーカーほどヤバそう?
参考になったらクリックお願いします。
「この本を読んでから建てよう」山本順三著です。
同じようなタイトルの「ログハウス造り始める前に」などは、興味が引かれますよねえ。
どんなことが書いてあるのか、教えてもらいました。ホームページがありましたね。「ここの公開質問状」が興味深いですよ。
本の書評もみてみました。どうも、セルローズファイバー工法のPRのようです。
ということはホームページの内容と同じでしょうから、読む必要もなさそうです。
断熱材については、数年前に、非常に興味をもって調べたことがあります。
そもそも断熱とは何ぞや?からです。
熱伝道率が小さいほうがいいのですね。一般的には空気が一番小さい。発砲断熱剤のフロン系はもっと小さいとか。究極は真空だとか。木材も小さいほうですね。
だったら、断熱材なんて不要じゃない?っておもいましたねえ。
それなら、なぜ断熱材は必要なんだろう?と考え、調べた結果、空気は対流しちゃうってことが問題だったんですね。つまり壁などに空間があれば、熱が移動してしまうようなのです。
で、移動しないように、小さな空間に空気を閉じ込めたのが、断熱材なのでした。
それでは、この空間とは、どの程度くらい小さくしたら効果があるのか?これが未だにわからないのですよ。たぶん小さければ小さいほどいいってことなんでしょうけどね。
先のセルローズファイバー工法ってのは、新聞紙の繊維を隙間なく吹き込むという工法だったんですね。(発泡ウレタン工法みたいに専門業者がいるようです)
最近の流行?なのかな?欧州では盛んのようですね。
これを板状にしたものはあるのか?探してみたのですが、見つかりませんでした。
数年前に、セルローズ(木質繊維)を板状に固めたもののサンプルを取り寄せたことがありました。自然素材に非常に興味があったわけです。
どうも、グラスウールやロックウール、発泡系は好きになれなかったのです。
そもそも透湿性のある丸太の小屋なのに、透湿性のない合板や防湿シートやサイディングなどで被ってしまうのは違和感があったのです。屋根以外はね。
というか、自然素材ならタダだろうと考えたのでした。(笑)
基本的に性能は似たり寄ったりなので、材質よりも、熱抵抗値が大きいほどいい、つまり厚さですね。
屋根、床は200ミリ前後、壁は150ミリ前後が理想ですね。東北以北ではね。
前置きが長くなりましたが、これはボクのログの床です。(2005年12月)


下層から、断熱材支え板9ミリ、断熱材(自然素材)100ミリ、床板30ミリという構成です。
自然素材とは、簡単にいうと、曲面カンナの削り屑です。廃物利用ですね。これを米袋に詰めて、敷き詰めてあります。
他に、考えたのは、籾殻、稲わら、畳、布団などです。どれもタダで手に入りますからね。
これってエコロジカルでエコノミーじゃぁあ~りませんか?!
<追記>
最近の断熱材をいろいろ調べてみたら、この業界は、誹謗中傷的な宣伝合戦をしているんですね。
それぞれの工業会までが、相手の欠点を並べたてています。
こうなると素人は迷うばかりです。
解決策は、個人のポリシー(考え方)かな?それに全体構成(総合バランス)でしょうか。断熱の鬼門は窓ですからね。
それよりなにより大事なのが施工ですね。
たまたま壁板をはがしたら断熱材が落ちていた(両面テープで止めてあった)とか、透湿シートの表裏を間違えていたとか、透湿と防湿シートを間違えていたとか、隙間に防水テープが貼ってないとか・・・あるからね。高気密とか、大手メーカーほどヤバそう?


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最終更新日 : -0001-11-30