昨年のことですが、チェンソーと伐倒の練習を兼ねて、青年に薪づくりを手伝ってもうらことになりました。
このブログに何回か影のように登場している青年が立派なチェンソーを手に入れたのです。が、ちょと危なっかしいので教えてあげることにしました。
伐採は危険な作業です。事前に座学講習を2時間ほどかけてしっかりやりましたよ。
頭で覚えることと、体で覚えることの、両方が必要ですからね。
YouTubeにはいい教材がありますよ。横文字ですけど。なので日本語で解説してます。
受け口作りです。これで5本目になります。
4本目までは、チョークで切断部を描いていましたが今回からはチョークなしです。
斜めカットが苦手なようです。切り口がなかなか合いません。
※斜めカットを先にやると、後から水平カットをするので合わせやすいです。
追い口切りです。
まだ退避が遅れてしまいます。
木の上部の動きや、切り口の開き、などを見ながらチェンソーのアクセルワークをするのですが、まだうまくできませんね。
でも、狙った方向にはうまく倒れましたよ。
雑木はほとんど重心が極端に片寄っています。 枝張りが均等ではなく、垂直に立っていることはほとんどありませんから。
なので、倒す方向は限られてしまいます。 (強制的に牽引することもできますが)
極端に曲がっているときなどは、幹割れ(縦に割れ昇っていく)があるので要注意です。
枝の先がちょっと引っ掛かるだけでも、方向が変ってしまいますので、倒す順番も考える必要があります。
※杉やヒノキなどの針葉樹は重心の偏りが少ないので、倒す方向をコントロールできる場合もあります。
クサビを入れたり、弦(つる)の残し方で少しは調整できますが、これはこれで難しいですね。
野次馬さんが登場しました。枝打ちを手伝ってくれましたよ。
枝打ちでもけっこう怪我をするのですよ。バカにしちゃいけませんね。
テンションが掛かっている場合が多いので、切断後の枝の動きを予測する必要があるのです。
翌日は一人で集材です。
全部で6本伐ったのですが、ちょと細かったので枝ばかり。
玉切りはこれだけです。必要量の10分の1くらいしかありません。
連続して3日くらい実習すると、かなり身に付くのですが、1週間以上も開けてしまうと、ほとんど忘れてしまいます。
また来てくれたとしても、最初からやり直しでしょうかねぇ。
というより、青年はちゃんとした仕事に就いちゃったようなので、来てくれないでしょうねぇ。
一人でコツコツやるしかないですかね。ホントは一人ではマズイんだけどねぇ~。事故などがあると・・・。
この記事は昨年の11月下旬のことです。下書きがあったので、アップしておくことにしました。
ふだんなら11月中に伐採が終わり、12中には薪割りが終わっているハズだったのですが、 野暮用や降雪で中断してしまいました。


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最終更新日 : 2021-03-11