天気はいいけど、寒~い!ので、宿題をやってました。
宿題って?これです。「なぜスクライブミスは発生するのか?」
ログスクールでスクライブのミスが多いのですよお。ミス・スクライブじゃないですよ。(先手を打っておかねば?!)
スクライバーが「スーー」っと動かせないのは論外ですが(まだ、そうならない人もいるのですが)、上下からきた線が一致しない。左右からきた線が合わないことが、頻発しているのです。
最近は、ダブルチェックさせているのですが、合わないと合意で決めたりしちゃっているのですね。
こりゃ談合しちゃいけないのですよ。
そこで、つぶさに観察したり、インタビューしたり、同じもので試したり、したわけです。
その結果を大々的に?大ぴらに公表しちゃうのですね。
研究対象のスクライバーです。

国内メーカー製ですが、しばらく前から中国で生産しているようです。
廉価なので、ボクも長年愛用しています。
ただ、精度と造りが良くないのです。したがって、その特徴を理解して、使いこなす必要があるのですね。
(道具は基本的に同じ考えて方で使うもんでしょうが、初心者にはこれが難しいんですね)
まず、針よりも鉛筆を長く出します。

一杯に閉じた状態で、10~20ミリの間で、最適位置を見つければいいでしょう。15ミリくらいが標準ですかね。
これは、鉛筆の角度が変えられないので、こうすると上向きになるわけです。
丸太の下側での鉛筆腹当たりや、2ミリも太い線を引くことがなくなります。
鉛筆を長~く削ります。

全体で30ミリくらいがいいでしょう。みなさんのは、ホントに短いです。ひどいのは1センチくらいだったりします。
スクライブ前には必ず削りましょうね。
なぜかというと、芯の先が当たらないで、横腹が当たってしまうからです。
上記の角度と同じことですから、二重に対応しましょう、ということです。
ついでですが、先端の上側が減ってますよね。一度描くとこのようになってしまいます。
こんなとき、次回は鉛筆の上下をひっくり返して使っていますよ。
レベルのガタをなくします。

ワッシャーを、本体とレベルの固定箇所に1~2枚追加します。これで、カクン・カックンせずスムーズに動くようになります。
レベルの使い方ですが、いちいち固定ネジを締めるのは止めましょう。
まず、レベルを動かしてみて、重すぎず、軽すぎず、の位置に調整します。プラムボードで校正したら、そのまま使います。
シッカリ固定しようとしてネジを締めると、レベルが狂ってしまう可能性があります。(まあ、こんな造りなのですよ)
開き微調整のネジは硬く締めておきます。

斜めになっているスプリングが入っている棒の先端のネジです。
これが緩いと、カクンカックンとガタがでます。(こんな精度なのです)そもそも微調整など必要ないですね。
反対側にある、大元のネジを、上記と同じように、硬すぎず、緩すぎず、どちらかというとチョッと固めに調整・固定しておきます。
この状態で幅を合わせたら、そのまま使いましょう。
鉛筆と針の固定ネジはしっかり締めておきましょう。

これが緩んでいる人が多いのですね。途中で鉛筆が引っ込んだ!なんてやってます。
ただ、締めるぎるとネジがバカになっちゃうので要注意。(困った造りです)
それから、針の先端が太すぎます。この写真くらいにヤスリで削って、紙やすりで滑らかにします。
買ってきたばかりは、バリがついているのもありました。(またまた、まったくです)
複数でスクライブ幅を決める作業などでは、誤差が大きくなってしまうのですよ。
使い方ですが、線を引くときに、針のネジが丸太に当たってしまうという現象も頻発してます。同時に線がガタガタしてます。
これは、角度がゆるいのですね。正対しすぎるのです。
「45度、45度」って言っているのを守ってねーー!思い切って60度くらいにすると、グルーブなんか
すごーく引きやすいですよ。
もう一つ、付属の鉛筆は、初心者には柔らかすぎます。
押し当て方が強いのと、霧を吹きすぎたりするので、すぐに減ってしまうのです。
生徒さんには、こんど支給しますから、硬いのをブッ差して使ってくださいな。
基本的なことは、まだまだあります。手袋はしない。レベルには触れない。レベルが触れるところには置かない・・・・などなど。
さてさて長くなりました。うちの生徒さんがコレを読んでいればいいんですが、ほとんど見てませんね。
だから、次回のスクールでは、コレで1時間ほどつぶすことになります。エへへへへへ・・・。
参考になったらクリックお願いします。
宿題って?これです。「なぜスクライブミスは発生するのか?」
ログスクールでスクライブのミスが多いのですよお。ミス・スクライブじゃないですよ。(先手を打っておかねば?!)
スクライバーが「スーー」っと動かせないのは論外ですが(まだ、そうならない人もいるのですが)、上下からきた線が一致しない。左右からきた線が合わないことが、頻発しているのです。
最近は、ダブルチェックさせているのですが、合わないと合意で決めたりしちゃっているのですね。
こりゃ談合しちゃいけないのですよ。
そこで、つぶさに観察したり、インタビューしたり、同じもので試したり、したわけです。
その結果を大々的に?大ぴらに公表しちゃうのですね。
研究対象のスクライバーです。

国内メーカー製ですが、しばらく前から中国で生産しているようです。
廉価なので、ボクも長年愛用しています。
ただ、精度と造りが良くないのです。したがって、その特徴を理解して、使いこなす必要があるのですね。
(道具は基本的に同じ考えて方で使うもんでしょうが、初心者にはこれが難しいんですね)
まず、針よりも鉛筆を長く出します。

一杯に閉じた状態で、10~20ミリの間で、最適位置を見つければいいでしょう。15ミリくらいが標準ですかね。
これは、鉛筆の角度が変えられないので、こうすると上向きになるわけです。
丸太の下側での鉛筆腹当たりや、2ミリも太い線を引くことがなくなります。
鉛筆を長~く削ります。

全体で30ミリくらいがいいでしょう。みなさんのは、ホントに短いです。ひどいのは1センチくらいだったりします。
スクライブ前には必ず削りましょうね。
なぜかというと、芯の先が当たらないで、横腹が当たってしまうからです。
上記の角度と同じことですから、二重に対応しましょう、ということです。
ついでですが、先端の上側が減ってますよね。一度描くとこのようになってしまいます。
こんなとき、次回は鉛筆の上下をひっくり返して使っていますよ。
レベルのガタをなくします。

ワッシャーを、本体とレベルの固定箇所に1~2枚追加します。これで、カクン・カックンせずスムーズに動くようになります。
レベルの使い方ですが、いちいち固定ネジを締めるのは止めましょう。
まず、レベルを動かしてみて、重すぎず、軽すぎず、の位置に調整します。プラムボードで校正したら、そのまま使います。
シッカリ固定しようとしてネジを締めると、レベルが狂ってしまう可能性があります。(まあ、こんな造りなのですよ)
開き微調整のネジは硬く締めておきます。

斜めになっているスプリングが入っている棒の先端のネジです。
これが緩いと、カクンカックンとガタがでます。(こんな精度なのです)そもそも微調整など必要ないですね。
反対側にある、大元のネジを、上記と同じように、硬すぎず、緩すぎず、どちらかというとチョッと固めに調整・固定しておきます。
この状態で幅を合わせたら、そのまま使いましょう。
鉛筆と針の固定ネジはしっかり締めておきましょう。

これが緩んでいる人が多いのですね。途中で鉛筆が引っ込んだ!なんてやってます。
ただ、締めるぎるとネジがバカになっちゃうので要注意。(困った造りです)
それから、針の先端が太すぎます。この写真くらいにヤスリで削って、紙やすりで滑らかにします。
買ってきたばかりは、バリがついているのもありました。(またまた、まったくです)
複数でスクライブ幅を決める作業などでは、誤差が大きくなってしまうのですよ。
使い方ですが、線を引くときに、針のネジが丸太に当たってしまうという現象も頻発してます。同時に線がガタガタしてます。
これは、角度がゆるいのですね。正対しすぎるのです。
「45度、45度」って言っているのを守ってねーー!思い切って60度くらいにすると、グルーブなんか
すごーく引きやすいですよ。
もう一つ、付属の鉛筆は、初心者には柔らかすぎます。
押し当て方が強いのと、霧を吹きすぎたりするので、すぐに減ってしまうのです。
生徒さんには、こんど支給しますから、硬いのをブッ差して使ってくださいな。
基本的なことは、まだまだあります。手袋はしない。レベルには触れない。レベルが触れるところには置かない・・・・などなど。
さてさて長くなりました。うちの生徒さんがコレを読んでいればいいんですが、ほとんど見てませんね。
だから、次回のスクールでは、コレで1時間ほどつぶすことになります。エへへへへへ・・・。


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最終更新日 : -0001-11-30