ちょっと前の記事で、疑問を呈しただけではつまらな?という意見もあったので、つづきを書いてみました。
サドルノッチって誰が考えたんですかねえ。尊敬しちゃいますよ。
サドルノッチはスカーフがポイントですね。最大の特徴は、ノッチを「直線的」に滑らせる。これでしょう!
食い込みやすくなるし、カットも早い、セトリングで下がっても隙間が開かない、などなど、メリット大ですね!
ということは、そのスカーフの下端はノッチの下端まであったほうがいいわけです。ですね!
で、ここで、また疑問。
フォーポイントサドルノッチってのがあります。
スカーフラインとかノッチのラインとか、4本のラインが一か所で交わる、というヤツ。(画がなくてゴメンナサイ)
これらが刻んだ当初、ピッタリと合っていたとしても、時間の経過でずれてしまうのではないか?という疑問です。それともセトリング後に一致するのでしょうか?
(時間の経過した現物を見たことがないのでわからないのですがね)
上の丸太も、下の丸太も同じように収縮するので変わらない?
でも、セトリングっていうのは、丸太の収縮よりも、重さの影響のほうが大きいのですよね。
オーバースクライブでも下段のほうが差を大きくしますからね。
ちょっと難しすぎるので、それはおいといて、セトリングしてもスカーフ下端からノッチが外れないようにするにはどうするか?
それは、ノッチの下端よりも、スカーフの下端が下になっていればいいわけですね。つまり下がってくる分の余地をとっておけばいいということです。
では、その幅は?
カバー値というのがありますよね。これは同じ壁の丸太がオーバーラップする分ですね。たとえば20センチ径の丸太の場合、カバー値を6ミリとすると、グルーブ幅は6センチくらいになります。
ファイナルスクライブをした後、ノッチの頂部からカバー値分だけ下げた位置をスカーフ下端とする方法がありますね。
これはグルーブが密着したときに、ノッチ下端とスカーフ下端が一致するということです。
ボクらは、コレを10ミリ下がった位置にします。
そうすると、4ミリ余裕があるわけですね。このうち収縮と重さで何ミリか食い込む(潰れる)わけですからね。
それに、刻んで乗せた直後に1~2ミリ下がりますよね。そして安定させるためにカケヤで一発食らわせると、さらに1~2ミリ下がりますね。
そのほか、オーバースクライブや刻み方でも下がり方は違いますね。
で、まあバラツキもあるし、ちょうどよくなるというか、仮に超えたとしても、あまり目立たないでしょうし、性能にも影響は少ないでしょう、ということです。
と、まあ、適当によい加減なのですよ。というか、まあ、好き好きですかね。
ランキング投票です。気が向いたらクリックを!
サドルノッチって誰が考えたんですかねえ。尊敬しちゃいますよ。
サドルノッチはスカーフがポイントですね。最大の特徴は、ノッチを「直線的」に滑らせる。これでしょう!
食い込みやすくなるし、カットも早い、セトリングで下がっても隙間が開かない、などなど、メリット大ですね!
ということは、そのスカーフの下端はノッチの下端まであったほうがいいわけです。ですね!
で、ここで、また疑問。
フォーポイントサドルノッチってのがあります。
スカーフラインとかノッチのラインとか、4本のラインが一か所で交わる、というヤツ。(画がなくてゴメンナサイ)
これらが刻んだ当初、ピッタリと合っていたとしても、時間の経過でずれてしまうのではないか?という疑問です。それともセトリング後に一致するのでしょうか?
(時間の経過した現物を見たことがないのでわからないのですがね)
上の丸太も、下の丸太も同じように収縮するので変わらない?
でも、セトリングっていうのは、丸太の収縮よりも、重さの影響のほうが大きいのですよね。
オーバースクライブでも下段のほうが差を大きくしますからね。
ちょっと難しすぎるので、それはおいといて、セトリングしてもスカーフ下端からノッチが外れないようにするにはどうするか?
それは、ノッチの下端よりも、スカーフの下端が下になっていればいいわけですね。つまり下がってくる分の余地をとっておけばいいということです。
では、その幅は?
カバー値というのがありますよね。これは同じ壁の丸太がオーバーラップする分ですね。たとえば20センチ径の丸太の場合、カバー値を6ミリとすると、グルーブ幅は6センチくらいになります。
ファイナルスクライブをした後、ノッチの頂部からカバー値分だけ下げた位置をスカーフ下端とする方法がありますね。
これはグルーブが密着したときに、ノッチ下端とスカーフ下端が一致するということです。
ボクらは、コレを10ミリ下がった位置にします。
そうすると、4ミリ余裕があるわけですね。このうち収縮と重さで何ミリか食い込む(潰れる)わけですからね。
それに、刻んで乗せた直後に1~2ミリ下がりますよね。そして安定させるためにカケヤで一発食らわせると、さらに1~2ミリ下がりますね。
そのほか、オーバースクライブや刻み方でも下がり方は違いますね。
で、まあバラツキもあるし、ちょうどよくなるというか、仮に超えたとしても、あまり目立たないでしょうし、性能にも影響は少ないでしょう、ということです。
と、まあ、適当によい加減なのですよ。というか、まあ、好き好きですかね。


- 関連記事
-
-
スカーフ面の形状は? 2009/07/12
-
スカーフは壁上でカットする? 2009/07/07
-
スカーフの下端は? 2009/07/04
-
カビの見本? 2009/07/01
-
足りないスカーフ幅の怪 2009/06/28
-
最終更新日 : -0001-11-30