久しぶりに自宅に戻りました。3か月ぶりかなぁ。 関東地方は暑い!熱い!アツイーーー!
「一人に一台扇風機」って状態です。エアコンが買えないものですから・・・。
宮城県山元町のテラセンというボラセンを出てから、海岸道路を南下して、新地町で通行止め。
相馬市で再び海岸に戻ったのですが、再び通行止め。6号線と海岸線の繰り返しをしながら南相馬市へ。
ここから内陸の飯舘村へ。そして原発20キロ圏外を回るように山間部を通る399号線で、浪江町、葛尾村、都路、川内村、いわき市と抜けたわけです。
ここは、ほとんど無人地帯です。
いわき市から原発直南の広野町、久ノ浜、四ツ倉、小名浜、勿来へと海岸線を視察。
このあたりは、瓦礫の撤去も民家の片付けもかなり進んでいるように見えました。
ここから6号線を通って自宅です。
四ツ倉のちょっと南でログハウスを発見。

すぐ後の木々の向こう側が海岸です。防波堤の下は波消しブロックが並んでいます。
水面から数メートルくらい。基礎も高いので6メートルくらいの津波では水に浸からなかったもよう。
こちらが玄関。

喫茶店でもやっていたのでしょうか、そんな造りですね。
通電もなく、しばらく人が住んでいないようです。
2階玄関?への階段。

これはなかなかオモシロイ。
まわり階段です。

いやああ、しっかりした造りです。昇り降りもしやすいです。
これはセルフビルドじゃないですが、参考になるかと思って掲載してみました。
いやあああ、自宅はいいです。ちゃんとした食事も自動的にでてきますからね。
これが一般的な生活スタイル?なんだなあ~、としみじみ感慨にひたっています。
しかし、この安泰な生活をつづけるには、それなりに見返りも要求されるのですよ。
このような生活に耐えられず、つい旅にでてしまうのですがね。さて今回はいつまで耐えられるか・・・。
参考になったらクリックお願いします。
●オマケの写真

飯舘村に入って、メインの道路を外れて、車を止めて水を飲んでいると、パトカーが追い越して少し前に止まった。
発進して追い越して行くと、後から付いてくる。2~3キロ行って、曲がり角でスピードを緩めると、何か声らしきものが聞こえた。ラジオを絞ると、後のパトカーらしい。
(パッシングとか、サイレンでも鳴らしてくれたらいいのに)
停車した。前に止まったパトカーから4人の警官が降りてきた。警視庁だった。
この地区は放射線量が高い地区で、無人になっているので警戒しているとのこと。
しばらく職務質問して見逃してくれた。いや開放してくれた。
ついでに道を聞いた。国道399号線は全線通過できるようである。
別れ際に、「また、職質があるかもしれないので、よろしく。」って言われた。何がよろしく、なんだろうか。
それにしても、日本一放射線量が高い地区で、まことにご苦労様です。
マスクくらいしてくださいな。
そして、いっぱい職質して憂さを晴らしてくださいな。
2山越えて、浪江町津島地区でパトカーとすれ違った。
2~3キロ行くと、いつの間にかパトカーが付いてくる。再び停止させられる。
今度も警視庁機動隊。
荷物のチェックを要求される。
満載のボランティア道具(発電機、チェンソー、大工道具、クライミングギアなどなど)からバールを見つけられ質問される。
「これ何に使うんですか?」
「家のドアなんかを壊します」
瞬間、若い警官の目が光ましたね。
「このナタは?」
「それも、壁なんかを壊します」
「このチェンソーは?」
「家をぶっ壊します」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「職業は?」
「ログビルダーです。丸太小屋の大工です」
「家を造る人ですよね。壊すんですか?」
「壊さないと、造れませんからね」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
やっと納得してくれたもよう!?
とかなんとか、やっと解放されましたよ。
近くの知り合いを訪ねて戻ってきたら、また別の車を捕まえて、いや職質していた。
軽く敬礼して、偉そうに余裕で通過した。気分イイ。
次の、都路地区では、別の車が職質されているのを脇目に通過。
あれが、なかったら、また職質されたかも?
川内村の温泉が無料で解放しているという情報があったので、寄ってみたら、故障中でやっていなかった。
この駐車場で車中泊しようと思ったが、たぶん職質されるので、暗くなる前に山を下りて、いわき市に入った。
コンビニで、ビール風味と弁当を買って、車中泊場所を探した。
ナントカ山登山入り口の駐車場を発見。ここで一夜を過ごす。
また、来るかなあ~、とちょっと気がかりだったが、誰も来なかった。
ちょっと寂しかった!?
※こんなの、9.11以来だなあ~。あのときは、ほとんど夜間だったねえええ。
「一人に一台扇風機」って状態です。エアコンが買えないものですから・・・。
宮城県山元町のテラセンというボラセンを出てから、海岸道路を南下して、新地町で通行止め。
相馬市で再び海岸に戻ったのですが、再び通行止め。6号線と海岸線の繰り返しをしながら南相馬市へ。
ここから内陸の飯舘村へ。そして原発20キロ圏外を回るように山間部を通る399号線で、浪江町、葛尾村、都路、川内村、いわき市と抜けたわけです。
ここは、ほとんど無人地帯です。
いわき市から原発直南の広野町、久ノ浜、四ツ倉、小名浜、勿来へと海岸線を視察。
このあたりは、瓦礫の撤去も民家の片付けもかなり進んでいるように見えました。
ここから6号線を通って自宅です。
四ツ倉のちょっと南でログハウスを発見。

すぐ後の木々の向こう側が海岸です。防波堤の下は波消しブロックが並んでいます。
水面から数メートルくらい。基礎も高いので6メートルくらいの津波では水に浸からなかったもよう。
こちらが玄関。

喫茶店でもやっていたのでしょうか、そんな造りですね。
通電もなく、しばらく人が住んでいないようです。
2階玄関?への階段。

これはなかなかオモシロイ。
まわり階段です。

いやああ、しっかりした造りです。昇り降りもしやすいです。
これはセルフビルドじゃないですが、参考になるかと思って掲載してみました。
いやあああ、自宅はいいです。ちゃんとした食事も自動的にでてきますからね。
これが一般的な生活スタイル?なんだなあ~、としみじみ感慨にひたっています。
しかし、この安泰な生活をつづけるには、それなりに見返りも要求されるのですよ。
このような生活に耐えられず、つい旅にでてしまうのですがね。さて今回はいつまで耐えられるか・・・。


●オマケの写真

飯舘村に入って、メインの道路を外れて、車を止めて水を飲んでいると、パトカーが追い越して少し前に止まった。
発進して追い越して行くと、後から付いてくる。2~3キロ行って、曲がり角でスピードを緩めると、何か声らしきものが聞こえた。ラジオを絞ると、後のパトカーらしい。
(パッシングとか、サイレンでも鳴らしてくれたらいいのに)
停車した。前に止まったパトカーから4人の警官が降りてきた。警視庁だった。
この地区は放射線量が高い地区で、無人になっているので警戒しているとのこと。
しばらく職務質問して見逃してくれた。いや開放してくれた。
ついでに道を聞いた。国道399号線は全線通過できるようである。
別れ際に、「また、職質があるかもしれないので、よろしく。」って言われた。何がよろしく、なんだろうか。
それにしても、日本一放射線量が高い地区で、まことにご苦労様です。
マスクくらいしてくださいな。
そして、いっぱい職質して憂さを晴らしてくださいな。
2山越えて、浪江町津島地区でパトカーとすれ違った。
2~3キロ行くと、いつの間にかパトカーが付いてくる。再び停止させられる。
今度も警視庁機動隊。
荷物のチェックを要求される。
満載のボランティア道具(発電機、チェンソー、大工道具、クライミングギアなどなど)からバールを見つけられ質問される。
「これ何に使うんですか?」
「家のドアなんかを壊します」
瞬間、若い警官の目が光ましたね。
「このナタは?」
「それも、壁なんかを壊します」
「このチェンソーは?」
「家をぶっ壊します」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「職業は?」
「ログビルダーです。丸太小屋の大工です」
「家を造る人ですよね。壊すんですか?」
「壊さないと、造れませんからね」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
やっと納得してくれたもよう!?
とかなんとか、やっと解放されましたよ。
近くの知り合いを訪ねて戻ってきたら、また別の車を捕まえて、いや職質していた。
軽く敬礼して、偉そうに余裕で通過した。気分イイ。
次の、都路地区では、別の車が職質されているのを脇目に通過。
あれが、なかったら、また職質されたかも?
川内村の温泉が無料で解放しているという情報があったので、寄ってみたら、故障中でやっていなかった。
この駐車場で車中泊しようと思ったが、たぶん職質されるので、暗くなる前に山を下りて、いわき市に入った。
コンビニで、ビール風味と弁当を買って、車中泊場所を探した。
ナントカ山登山入り口の駐車場を発見。ここで一夜を過ごす。
また、来るかなあ~、とちょっと気がかりだったが、誰も来なかった。
ちょっと寂しかった!?
※こんなの、9.11以来だなあ~。あのときは、ほとんど夜間だったねえええ。
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最終更新日 : -0001-11-30