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    【RED-G】それなりBログ工房

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    Top Page › ぶらぶらボランティア › 気仙沼大島ボラボラ3日間(1)
    2011-08-20 (Sat) 18:42

    気仙沼大島ボラボラ3日間(1)

    何人かの女性に誘われて、元はまセンチームの大島ボランティアに参加しました。動機がマズイなあ~。

    ちょっと迷ったけどね。というのは、フェリー代が往復5040円もかかるのよね。たった20分で。
    これは、ボクにとって大きな出費なのです。なんせ月5万円の生活なのですから。
    とうぜん、いつものように車中泊です。

    車がなけりゃ往復800円。でも道具無しではタダの老いぼれジジイになっちゃいますからねえ。
    宿屋に泊まれば、1泊5千円くらいはかかるしね。キャンプだと、またその道具も必要だし。
    苦渋の決断なのです。

    という状況なので、ボランティアはヤッパリ少ないのですね。
    そこを支援しようというのが、元はまセン部隊なのです。


    大島着寸前。
    IMG_0092.jpg
    正面にフェリーと旅客船が見えます。
    これは、津波で打ち上げられたものを奥の方から海岸まで移動してきたものです。
    (滞在中にクレーンで吊って海に戻されました)

    北部の亀山から南方の眺め。
    IMG_0093.jpg
    中央右端が港です。
    ここから左端まで津波が通り過ぎました。そこをフェリーなどは桟橋とともに右から1/3あたりに打ち上げられたのでした。


    ●8月17日

    11~15日が前期(10人前後)、17~19日が後期(20~30人前後)の活動でした。

    恒例のチャンチャカチャン体操。(口ずさみラジオ体操)
    IMG_0107.jpg
    8時半に大島支所(公民館)に集合です。
    9時ころから作業開始です。午後4半夕会・解散です。
    今回は、家屋内の片付け、水路の瓦礫撤去、田んぼの屋根解体の3班に分かれました。


    この田んぼがボクラの作業現場。
    IMG_0114.jpg

    IMG_0109.jpg
    倒木の処理と家屋(屋根)解体処理です。


    お昼はまた集合です。
    昼食は炊き出しが食べられるというので用意していなかったのですが、到着しません。
    しかたなく買いにいこうとしたら、余った混ぜご飯を半分いただきました。アリガタイです。
    その後、炊き出し部隊の焼きうどんと焼き鳥が到着しました。ラッキー!
    それが余ったので、さらに2パックずつゲットしておきました。これが夕食2回分となったのでした。助かったー!
    ボクは飽食、大量廃棄の時代には必要な人材ですねえ。ただ、ビール風味は大量消費しますがね。
    ※重要なこと:スーパーは6時までなので、買い忘れてしまうと風呂上りが楽しめません。


    名物の蜂に洗礼を受けました。
    IMG_0118.jpg
    この後パンパンに腫れましたが、3日目には治りましたよ。もちろん、搾り出し、水洗い、薬も塗りました。

    倒木の周辺の草むらをバタバタと長枝で叩いて確かめたんですが、巣が小さく50センチくらいしか飛び出さなかったのですね。そのときは解らなかったのです。
    チェンソーを30センチくらいのところに突っ込んだもんだから、驚かせちゃったのですね。

    いいこともあるのですよ。女性人がいたわってくれるのです。手を握って洗ってくれたり、薬を塗ってくれたりしてね。
    蜂には刺されてみるもんです。

    差し入れをしてくれる地主のオバサン。(右端)
    IMG_0108.jpg
    いろいろ取材を受けたりしている有名人のようです。
    気仙沼ちゃんかとおもったのですが、違いました。かなり年齢は近いとおもうけど。

    マシンガントークで何度も聞いた有名な言葉です
    「ボランティアにお礼はしないよ。わたしゃ別の機会に支援するからね。」
    別れ際に「アリガトネー」って、言ってましたがね。

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    ●ブラブラのお話

    前日到着して、休暇村という宿泊施設にいきました。ここのお風呂は無料だと聞いたからです。
    脱衣所で裸になっていたら、突然声を掛けられました。

    「アカジイさんですか?」
    振り向くと、素っ裸のフリチンの青年が直立不動で立っているじゃありませんか。

    「エッ!?まあ・・・そうだけど・・・」
    「赤Tシャツを着てたんで、そうだと思いました!」
    「えっ!それだけで?・・・ はまセンの人? どっかで会いました?」
    「いつもブログを読んでいるので、そうだと思いました!」

    直立不動はブラブラさせながらそう言うのですよ。
    肩を張って、ときどき首をかしげながら、ちょっとドモリ気味だけど軍隊調でハッキリと・・・かなり緊張している模様。

    「尊敬しています!」「ボクのあこがれなんです!」「これからいろいろ教えてください!」「よろしくお願いします!」
    「ああああ・・・・、いや、まあ、こちらこそヨロシク」

    「明日から、ご指導お願いします!」
    「ああああ・・・・・・・・・??????????」
    それだけ言って直立不動は去っていったのです。
    「○△*?#$%&!!!!!!!????????・・・・・・・」

    ということで、この直立不動とは翌日から一緒に作業することになったのですよ。いやはや。
    実にいいモノ、いや、いいヤツでした。

    ※最後の写真の中央に写っているのが、その青年です。
    その後方にいるのは、長野からきた野球部の高校生4人のうちの2人です。
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    最終更新日 : -0001-11-30

    Comments







    非公開コメント

    スバナさん

    ははははは・・・・・。

    そりゃ、神様になる前と後の違いでしょう。
    2011-08-21-06:49 あかじい
    [ 返信 ]

    亀さん

    そんなたいそうな事じゃないのですよ。前回書いたように、すべて楽しみなのですから。

    救援物資、助かります。
    後方支援も一身同体です。つまり亀さんがボクの中にいるってことですね。とかなんとか言って!?
    しばらくは、岩手に定着していますよ。

    2011-08-21-06:44 あかじい
    [ 返信 ]

    ヒコリーダー

    リーダー!コメント、ありがとうございます!

    今後とも、よろしく!おねがいします!
    2011-08-21-06:35 あかじい
    [ 返信 ]

    ご苦労様ですv-7

    蜂に刺された後の待遇があたしと大違いですね~

    あたしの場合、刺されたのを見つかると、馬鹿呼ばわり

    そのくせ、蜜はまだかなんて言ってます。

    2011-08-21-06:34 スバナ
    [ 返信 * 編集 ]

    それでも蜂には刺されたくないねぇv-12
    いつも頭が下がる思いで見てますよ。
    近々救援物資送りますね。
    2011-08-21-03:29 亀仙人
    [ 返信 ]

    このブログに登場できるなんて思っても見なかった事ですけど……

    恥ずかしい~です。(>_<)

    でもありがとうございます。
    2011-08-20-23:12 ヒコ
    [ 返信 ]

    燐寸さん

    お早いチェックですねええ。やっぱ情報通なんだ。

    まあ、ほとんどの人の宿泊費に比べたら安いもんですよ。ってか!(慰め)
    2011-08-20-21:41 あかじい
    [ 返信 ]

    お疲れ様でした

    フェリー代はちょっと痛いですね。

    ハチ、かなりやられた人がいたみたいです。
    これは要注意ですね。
    でも、おかげでちょっといい目もしたんで、マルかな?
    2011-08-20-21:19 燐寸
    [ 返信 * 編集 ]