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    【RED-G】それなりBログ工房

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    2011-08-21 (Sun) 18:10

    気仙沼大島ボラボラ3日間(2)

    お盆中に宮城北部、岩手へと北上してきたのですが、熱帯夜から開放されて、よく眠れます。
    3~4度は違います。
    しかし、雨がすくないですねええ。ボクの池も枯れそうです。



    ●8月18日

    昨日は暑かった!のです。30分おきに休憩をとってました。
    この日は、肌寒いくらい、でした。全線が下がってきて、雨模様です。

    引き続き同じ現場です。
    昨日、直立不動のチェンソーを2回も治してあげたのですが、また不調。
    時間がもったいないので、もうやめましたよ。


    初日の高校生たちは、「こんな作業するのかよ!」って感じで、ふてくされたような動きでしたが、周りのコツコツ作業に刺激されたのか、だんだん活発に動くようになってきましたね。
    野球部ですからパワーはあるんですね。半面、力加減を知らないというか・・・ボクのトビを2本とも壊されましたよ。
    彼らも、大人の背中をみて、影響されるんですね。

    ただ、なぜか、ボクに、妙になついてしまったのです。これが、ちょと気がかりです。
    (何度も何度も引率してきたネロ先生という背中が、身近にあるじゃないですか!)
    まあ、こんな変人が物珍しかったのでしょうかねえ。


    昨日まで、炊き出し隊の手伝いをしていた、小学校の先生があらたに参戦です。
    ヤル気満々、バシバシ作業をこなしていました。バイクで熊本からきたとか。
    ちょと粋がりっぽいけど、実にさわやか、非常に熱い先生でしたよ。
    ボクとの共通点は、予約が苦手なとこ。それで制約されるのがキライなんですね。
    しかし、先生が、それでいいのかあ?


    けっきょく、午後からは中止になりました。ボクラ以外はね。
    リーダーがきょうで帰るので、作業現場の機材の片付けです。


    大島災害対策本部(支所兼公民館)の黒板。
    IMG_0120.jpg

    フェリーを吊り上げる巨大クレーン
    フェリークレーン
    作業中で見られず。(BBさんのを無断拝借)

    きょうは、旅客船を吊り上げるというので、午後一で見に行ったのですが、既に終わっていた。残念なのだ~。
    海に戻されていました。陸にあったときは、ほとんど無傷に見えましたね。

    ちょっと気になるモノ。
    IMG_0123.jpg
    熱い先生のウエストバックから、妙なモノがはみ出して・・・。

    恐る恐る、聞いてみましたよ。
    結論は、カメラのミニ三脚なんですがね。ちょと考えすぎましたよ。
    ゴリラという商品名で、先端の赤いところに磁石になっていて、金属ポールなどにも張りつくんですね。

    休暇村という宿泊施設の玄関先で話していたんですが、そこの関係者が近くで、タバコを吸いながら、ニカニカして聞いていたんです。
    目線が合って、その人、たまらず参戦です。いやああ、さらに盛り上がりましたねええ。
    ああも使える、こうも使える、3本まとめても、よじっても・・・・・・・・。1時間もやってましたよ。
    なんとも便利そうな5徳グニャグニャでした。いやはや。
    (ちなみに電動ではありません。)
    磁気カードなどを守るために、バックの外に出して、ついでに「アピール?」していたようです。


    直立不動と熱い先生の見送りです。
    IMG_0126.jpg
    満潮時はこんな状態になります。
    70センチから1メートルは地盤が下がってしまったとのことです。

    ボクは遠くから見守っていましたよ。ヤバそうだったからね。
    二人とも熱いので、涙もろいのです。やっぱり遠目に見ていたら泣きまくっていましたね。美しい。
    そんなの見たら、ボクも耐えられませんね。
    なんだろうねええ。島から離れる、仲間と別れるってのは、感極まるんですねええ。

    離れ行くフェリーを双眼鏡で見送っていました。
    もう向こうから見えないはずなのに・・・それでも手を振っていました。
    つい、こっちも帽子を振っていましたね。ウルウルしながら。
    (また、ウルウルしてしまった)

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    ●車中泊の場所は?

    到着日の夕方に、島北部の亀山の麓にある、休暇村のフロントで情報を仕入れました。

    「このあたりに、車中泊できるところはありますかねえ?」
    「まあ、島内どこでもご自由に。」

    「隣にキャンプ場がありますが、やっていますか?」
    「ええ、やってますよ。千円です。」

    「そこに駐車場がありますよね?」
    「5百円です。水やトイレを使うでしょうから。」

    「ところで、ここのお風呂の料金は?」
    「無料です。」

    「えっ!」
    「被災者の方にも開放していますから。」

    島の中心部のスーパーで、ビール風味を買ってきて、お風呂に入って、湯上りにプシュ!。
    そのまま、ここの駐車場でご就寝です。
    けっきょく、3日間ここに居ついてしまいましたよ。まあ、黙認してくれたのでしょうね。感謝!

    1日だけは気分を変えて、南端の龍舞岬の駐車場でした。島内一周で目をつけていましたからね。
    北から南まで5キロくらいですから、湯冷めする前に着きます。
    その近くには、はまセン部隊のほとんどが泊まっている、民宿門松があったのです。
    その日は、そこで、大宴会がありました。
    そのお誘いを受けたので、参加して、夜遅くまで呑んで、けっきょく、門松の駐車場でご就寝でした。



    ※途中、高校生の部屋にお邪魔して、宿題を与えてきました。
    「1ミリシーベルトの意味を考えてみな!」ってね。
    「たとえば、車の速度は60キロって【法律】で決まっているのに、今回は1200キロで走っても安全だと言っているんだね。これどう思う?」

    高校生6人を前にしたら、つい、先生みたいなことを言ってしまった、のです。
    まあ、ログスクールの校長ではありますがね。最近生徒がいないので鬱憤晴らしかな?
    ところで、ボクを「オジイサン」って呼ぶのは止めてほしい!なあ。
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    最終更新日 : -0001-11-30

    Comments







    非公開コメント

    唐さん

    ははははは・・・まあ、そうですがあ。
    2011-08-24-07:36 あかじい
    [ 返信 ]

    v-27あれ~ あかじいさんって言うんじゃなかったっけェ
    2011-08-24-02:51 唐
    [ 返信 ]

    燐寸さん

    頑固?さあどうでしょうねええ。

    オジイサン?ぜったい許せねえー!ですよお。(笑)
    2011-08-21-20:58 あかじい
    [ 返信 ]

    3日間

    お疲れさまでした。

    船ってのは妙に感傷的になるもんです。

    直立不動さん、ガンコなのかな?

    そりゃあ高校生生から見たら「オジイサン」でしょ。
    2011-08-21-20:33 燐寸
    [ 返信 * 編集 ]