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    【RED-G】それなりBログ工房

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    2011-09-11 (Sun) 19:39

    RQ唐桑ボラセン3.5日ーその1

    自宅待機も飽きたので、ボランティアに行ってみました。
    どうも、最近は、ボランティアしてないと落ち着かないみたいです。病気ですねええ。
    昨日戻りました。


    場所は宮城県気仙沼市にある唐桑半島です。ここにRQ唐桑というボラセンがあります。
    IMG_0256.jpg
    地図の左下が気仙沼市街です。
    右上の吹き出しのあるところがボラセンの場所です。巨釜(おおがま)という大理石海岸がある景勝地です。
    海岸の集落は半島の西側と北西側にあります。そこが被害を受けました。

    ボラセンの事務所です。
    IMG_0237.jpg
    レストランのご好意で、2階の大広間などを間借りしています。

    いつものことですが、事前連絡もせず、前日の夕方に入りました。
    やさしそうなオジサンが出てきて、根掘り葉掘り聞かれましたよ。「なぜ、ここを選んだの?」とかしつこかったですね。
    よっぽど胡散臭かったのでしょうか。突然でもOKって話だったのですがねええ。
    でも、ボクのフル装備で来た話をしたら、目がキラっと変りましたね。

    その後、しばらく待たされてから、スマートなお姉さんにレクチャーを受けました。
    住所、氏名などを登録して、ここのルールを説明してくれるわけです。これが30分もかかるんですね。

    終わったら「夕方のミーティングに出てください。」って。「えっ!」「もうメンバーですから」って。
    7時15分ですよ。腹ペコで夕飯を食べたかったのですがねえ。
    ここに泊まっている人全員で10名でした。
    まず、新しく入ってきた人は自己紹介を、去る人の感想を述べるわけです。
    その後、明日の作業打ち合わせが、じつに実に緻密におこなわれます。
    終わったのが8時過ぎでしたよ。

    そして、やっと食事です。
    ご飯プラスαは無料です。夕飯のおかず代として、その都度100円~200円払います。
    ちなみに朝は、振り掛けや、梅干、味噌汁などがあります。昼飯は各自オニギリなどを作ります。カップ麺もありました。これも無料です。


    ●9月7日
    作業現場の鮪立(しびたち)地区です。
    IMG_0239.jpg
    人が立っている道路から海岸まで、150メートルくらいの斜面です。この道路のすぐ下まで津波がきたそうです。
    左にいる人たちは大学生ボランティア、右側がRQボランティアです。

    海岸付近の瓦礫です。
    IMG_0241.jpg
    前々日までに集めたものです。
    ボクの仕事は、この材木を人力で運べる長さにカットする役目です。

    こちらは瓦です。
    IMG_0251.jpg
    一輪車(通称ネコ)で斜面の上まで運び上げます。
    そして、トラックで集積所まで運びます。

    先日、斜面の途中まで、トラックを乗り入れて、スタックして、大騒ぎになったので、乗り入れ禁止になっちゃったのだそうですよ。とほほほ・・・。
    でも学生さんたちは、文句も言わずちゃんとやるのですね。文句を言うのはオヤジ連中だけですよ。いつものように、オモシロイ構図です。

    地主さんの津波のときの経験談を聞いています。
    IMG_0249.jpg
    地主さんの家は、道路の反対側にあるので無事でした。

    現場から見える気仙沼大島です。
    IMG_0254.jpg

    午後3時くらいに作業終了。戻って片付けまでやると4時半くらいです。
    その後、気仙沼市街までお風呂に入りに行きます。2~3日の短期の人たちはこれが楽しみなんですね。
    でも、往復で、ナンダカンダで2時間はかかります。
    したがって、戻ってくると、すぐに、あの、魔のミーティングなのです。いやはや。


    ああ、忘れましたが、誰かが置いていった酒類も無料です。10本くらいありましたね。
    で、食事しながら、消灯の10時半までワイワイガヤガヤと呑むわけです。
    遅い長いミーティングを除けば、実に天国なんですがねええ。

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    最終更新日 : -0001-11-30

    Comments







    非公開コメント

    紅い目の岩崎さん

    紅い唇のあかじいです。(笑)

    RQに行ったのかとおもったら違ったのね。
    いろいろやってますねええ。野菜は収穫まで面倒みるんですね。そりゃ楽しみだわなあ。

    テラセンに行ったらよろしく言っておいてくださいな。

    2011-09-12-18:27 あかじい
    [ 返信 ]

    ホントにイロイロな形がありますね♪
    私は今日は仙台災害復興支援センターにて作業してきました。

    畑の耕しと瓦礫撤去(ちっちゃいゴミ拾い)
    私はなんでもしますが…(野菜が楽しみ)

    次は亘理方面に向かってみようと思います。
    2011-09-12-18:09 紅い目の岩崎
    [ 返信 ]

    池田さん

    こんどは復興支援模様ですね。永住したら?(笑)

    こういう話はボクにもありますよ。一緒に自然学校を作りましょう!って。
    その拠点のログハウスを作って欲しいってね。
    ちょと悩みます。
    2011-09-12-11:03 あかじい
    [ 返信 ]

    民主党の党員、党友だろうと思いますが、党でツアーを組んで、某ボラセンに来てましたけど

    来てくれるのは有り難いんだけど、指示守れ!
    勝手なことばかりやらかしおって、結局、手直しが多い。
    所詮、こんなヤツらの集まりなのか?とすら思いましたよ。


    また月末には南三陸町に戻ります。
    仮設住宅のそばに、生活支援、就業機会の創出のために石窯を作りにね。
    もちろんピザやパンの焼き方まで指導付き。


    その前に、奈良、和歌山、どーしよっかなぁ・・・。
    2011-09-12-08:36 池田
    [ 返信 * 編集 ]

    唐さん

    ボラセンも縮小方向ですが、2~3年は続くでしょうね。復興支援や福祉関係が主体になるでしょうが。

    しかし、メジャーじゃないところ、報道されないところ、辺鄙なところ、離島などは、ボランティアが集まりにくにので、かなり遅れていますね。

    ぜひ、話のネタにしてくださいな。
    2011-09-12-08:11 あかじい
    [ 返信 ]

    亀さん

    そうですねええ。現場を見ないで物言う人が多いですからね。
    参加した人からよく聞くのは「報道と現地はまったく違う」という言葉です。

    亀さんの支援物資には感謝しています。
    後方支援がなければ前線部隊は活動できませんからね。
    2011-09-12-08:02 あかじい
    [ 返信 ]

    燐寸さん

    これでも短いと自慢しているのですよ。(笑)
    RQの本部(登米)では2時間もかかるとか。ただ食事はその前ですがね。

    社共は全員参加ってことはないでしょう。
    2011-09-12-07:55 あかじい
    [ 返信 ]

    v-11まだまだつづくのでしょうか

    あたしも一度行ってみっかなア
    2011-09-11-23:28 唐
    [ 返信 ]

    震災・津波から半年ですね。
    一度国会議員の先生方も2~3日のボランティアに駆り出したいですね。
    皆さんの努力には毎度のことながら頭が下がる思いです。
    高齢の方は無理しないようにお伝えくださいねv-8
    2011-09-11-21:40 亀仙人
    [ 返信 ]

    ほ~ 3食付きですか

    待遇は良いようですね。
    ミーティングが綿密すぎて時間がかかるのですか。
    ま、小所帯だからできることでしょうね。

    社協VC(全般)もかなりミーティングに時間を割いてますよ。
    良い面もありますが、かかりすぎるのもちょっと苦痛ですね。
    2011-09-11-21:36 燐寸
    [ 返信 * 編集 ]