前回の記事について、ちょっとだけ反響があったので、本を紹介します。
★理科系の作文技術(中公新書)木下是雄著 735円
アマゾン中古では50円から(送料250円)
この本を読んだのは、30年くらい前のことです。
ボクにとっては衝撃的でしたねええ。特に「事実と意見」の項。
マジメに、「マニュアルライター」(当時はテクニカルライターと言っていた)という専門職(欧米にはあった)を意識させられた出来事でした。
手元にはないのですが、覚えている範囲で紹介してみます。
日本では小学校から、「国語の授業」には作文があるが、ほとんどが感情(意見)表現だけだった。
「遠足の感想」とかはあっても、「学校から家までの道順の説明」とかは無かった。
欧米には、「レポートの作成」という授業があって、事実の伝え方を学んでいた。英語の授業は別にある。
というような書き出しで、事実と意見の違いを、例を出して記述していました。
一文の中にも、事実の部分と、意見の部分が混在しているので、全体としては意見だったり、事実だったりするのですね。
この切り分けがけっこう難しいのですね。
こういった、教育方法の違いもあって、日本人は、レポート的な書き方や論理的な考え方が苦手なんだ、ということでした。
(そのせいか、曖昧な言い方が得意ですよね。意識はしてないのかもしれませんがね。)
著者は学習院の教授だったと思うのですが、付属の小学校?で、その取り組みを始められたようです。
一般の学校の最近の授業はどうなっているんでしょうかねええ。
具体的な例を出すと解り易いのでしょうが、えらく長くなりそうです。
気になる方は本を読んでくださいな。
(本の大部分は論文の書き方になっていたようにおもいます)
実際の書き方、「テニヲハ」の使い方など文章作法については、実にたくさんの本がでています。
まあ、読んだからって、文章がうまくなるわけでもないですがね。何事も練習次第です。
でも、「事実と意見」の違いを理解しているだけでも、この言葉を知っているだけでも、いいんじゃないでしょうか。
このように話のネタにはなりますから、ネ!
参考になったらクリックお願いします。
★以下、前回の記事の抜粋です。(一部修正、補足しています)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうも、このオジサンにかぎらず説明が苦手な人が多いですねえ。
まず、客観的な事実を説明してから、それについての自分の考え、意見を言ってくれればいいんですが。
この伝え方の基本である「事実と意見」をちゃんと使い分けられたいいいですね。
●追記
テレビのニューズなどを見ていると、そのコメントは、ほとんどアナウンサー(局の?)の「意見」ですね。
要約しているとしても、作為的な「意見」です。
映像も、事実のように見えてしまいますが、編集というのは、かなり作為的な面がありますから、どうにでもなってしまいます。
ですから、受動的に受け取るのは危険ですね。原発の報道がいい例でしょう。
新聞やテレビも複数見て、さらにネットなどで調べてみると、その表現方法の違いがみつかります。
それに気がついたら成功です。
<補足:日本には記者クラブというのがあって、そこで記者が摺り合わせをしているようです。
またスポンサー(東電など)の批判記事は書きにくいのが現状のようです。
したがって、大手のテレビや新聞の報道は、どこも同じ内容の記事になってしまうのですね。>
できれば、現場を取材したりできれば、なおいいですね。
原発付近もそうだけど、ボランティアに参加するだけでも現場の事実を感じられます。
さらに、自分から、情報を発信すれば、理解が深まると思いますね。
一人ひとりが動くこと、考えること、で世の中が変るのではないかとおもっているのですがねえ。
(ちょっと、ボクらしくない、コメントでした。これすべて意見です)
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★理科系の作文技術(中公新書)木下是雄著 735円
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この本を読んだのは、30年くらい前のことです。
ボクにとっては衝撃的でしたねええ。特に「事実と意見」の項。
マジメに、「マニュアルライター」(当時はテクニカルライターと言っていた)という専門職(欧米にはあった)を意識させられた出来事でした。
手元にはないのですが、覚えている範囲で紹介してみます。
日本では小学校から、「国語の授業」には作文があるが、ほとんどが感情(意見)表現だけだった。
「遠足の感想」とかはあっても、「学校から家までの道順の説明」とかは無かった。
欧米には、「レポートの作成」という授業があって、事実の伝え方を学んでいた。英語の授業は別にある。
というような書き出しで、事実と意見の違いを、例を出して記述していました。
一文の中にも、事実の部分と、意見の部分が混在しているので、全体としては意見だったり、事実だったりするのですね。
この切り分けがけっこう難しいのですね。
こういった、教育方法の違いもあって、日本人は、レポート的な書き方や論理的な考え方が苦手なんだ、ということでした。
(そのせいか、曖昧な言い方が得意ですよね。意識はしてないのかもしれませんがね。)
著者は学習院の教授だったと思うのですが、付属の小学校?で、その取り組みを始められたようです。
一般の学校の最近の授業はどうなっているんでしょうかねええ。
具体的な例を出すと解り易いのでしょうが、えらく長くなりそうです。
気になる方は本を読んでくださいな。
(本の大部分は論文の書き方になっていたようにおもいます)
実際の書き方、「テニヲハ」の使い方など文章作法については、実にたくさんの本がでています。
まあ、読んだからって、文章がうまくなるわけでもないですがね。何事も練習次第です。
でも、「事実と意見」の違いを理解しているだけでも、この言葉を知っているだけでも、いいんじゃないでしょうか。
このように話のネタにはなりますから、ネ!


★以下、前回の記事の抜粋です。(一部修正、補足しています)
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どうも、このオジサンにかぎらず説明が苦手な人が多いですねえ。
まず、客観的な事実を説明してから、それについての自分の考え、意見を言ってくれればいいんですが。
この伝え方の基本である「事実と意見」をちゃんと使い分けられたいいいですね。
●追記
テレビのニューズなどを見ていると、そのコメントは、ほとんどアナウンサー(局の?)の「意見」ですね。
要約しているとしても、作為的な「意見」です。
映像も、事実のように見えてしまいますが、編集というのは、かなり作為的な面がありますから、どうにでもなってしまいます。
ですから、受動的に受け取るのは危険ですね。原発の報道がいい例でしょう。
新聞やテレビも複数見て、さらにネットなどで調べてみると、その表現方法の違いがみつかります。
それに気がついたら成功です。
<補足:日本には記者クラブというのがあって、そこで記者が摺り合わせをしているようです。
またスポンサー(東電など)の批判記事は書きにくいのが現状のようです。
したがって、大手のテレビや新聞の報道は、どこも同じ内容の記事になってしまうのですね。>
できれば、現場を取材したりできれば、なおいいですね。
原発付近もそうだけど、ボランティアに参加するだけでも現場の事実を感じられます。
さらに、自分から、情報を発信すれば、理解が深まると思いますね。
一人ひとりが動くこと、考えること、で世の中が変るのではないかとおもっているのですがねえ。
(ちょっと、ボクらしくない、コメントでした。これすべて意見です)
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最終更新日 : -0001-11-30