FC2ブログ

    【RED-G】それなりBログ工房

    手づくりの丸太小屋に住み、エコでエコな山暮らしやログスクール、セルフビルド支援、災害ボランティアなどのノウハウや情報を発信しています。

    Top Page › ぶらぶらボランティア › 伐採ボラ隊はヤバイたい-2
    2012-03-27 (Tue) 18:05

    伐採ボラ隊はヤバイたい-2

    きょうもかあ~。木は重い。チェンソーが重い。気も重い。
      
    2日目も同じ現場です。
    IMG_1932.jpg

    少しずつチームワークがよくなってきましたね。うまい具合に分業もできてきました。
    伐倒する人、玉切りする人、運ぶ人。一人を除いてはね。


    こういう危険な作業は、最初に十分な情報提供と段取りや分担の説明をし、メンバーの技能や経験をよく確かめておくべきですね。
    リーダーは、事前の下見や監督に専念し、実作業はしないほうがいいですよ。
    まあ、当たり前のことなんですが・・・。

    本来はプロの仕事ですよね。しかし森林組合も、林業者も仕事が多すぎて手がまわらないようです。
    頼んでおいても来てくれないという話も何件か聞きました。
    大工さんと同じで、需要が多すぎるのです。まして林業は3K仕事ですから人も少ないしねえ。
    いずれにしても、安易なノリでやるボランティアじゃないですね。ただ、シッカリした体制でやれば大いに支援すべきだと思っていますよ。
    できれば、建築、土木、林業などの専業ボランティア集団が、もっとあってもいいのかと思うのですがねぇ。


    午前中で終わりました。
    IMG_1931.jpg
    小雨が降ったり止んだり日が差したり、昼前に雨が強くなったけど、ちょうど終了です。

    午後は前の日の現場に戻るのかと思いきや、これで解散とのこと。理由は・・・・?????。
    まあ、リーダーが決めたんだからいいか、ということになりました。



    さて、昼飯はどうしようかなあ~と考えながら、帰り支度をしていると、近くの宮城ボランティアネットのドーム基地で、神戸ボランティアが炊き出しをやっているので、餅などを食べていいという情報が入りました。
    グッタイミングですね。さっそく飛んで行きましたよ。

    ボランティアが数十人、地元の人が数十人くらいが、ごった返していましたね。
    雑煮、きな粉餅、あんころ餅、ピザ、東南アジアのお茶などをいただきました。
    しかし、この後にちゃんと作業が待っていたのですね。現実は甘くはないのですね。

    薪用の玉切り作業です。
    IMG_1946.jpg

    ひと山やっつけましたよ。
    IMG_1949.jpg
    2時間くらいかかったかな。

    こういう作業は、伐倒と違って気が楽ですね。
    地面を切ってチェンソーの刃をダメにするくらいのもんですからね。

    そしてまた、焼きあがったばかりのバームクーヘンやナントカピザなどをいただきました。
    この時期に炊き出しなのかなあ~。仮設住宅との懇親会なのですかね。
    しかしぃ、関西系のせいなのか、若者中心のノリのせいなのか、妙に味が薄いし、餅も突ききれていなかったのですよ。
    ナチュラルとか質素っていいかたもあるけど、田舎人(いや東北人、市販の味になれた人)には、申し訳ないけどイマイチって感じだったかなぁ。
    4時間かけて竹心棒で焼いたワイルドなバームクーヘンは、市販のフカフカで甘ったるいのとはまったく違うけど、発酵未熟なパンのような素朴な味でボクは好きですね。
    地元プロ差し入れの「絆ロールケーキ」は、市販の味で、もちろん旨かった。

    ということで、いろいろ厄介なこともあったけど、なんとか無事にニワカチェンソー部隊は終了しましたよ。
    なにより事故が無くてよかった。
    それにしても、ああ、腹も腕もパンパンだぁ~。


    今回もまたいろいろな人たちと知り合いました。
    TSUNAGARI(つながり)とか宮城ボランティアネットワークとかSAT(災害特走隊・兵庫県)。<SAT:日本警察の特殊急襲部隊>じゃないんですよ。厄介な一人のオジサンです。笑
    まだまだ地道に活動している団体があるんですよ。
    しかし、4月から高速無料がなくなると減ってしまうんでしょうねええ。

    そしてまた宿題が、残りの伐採と薪小屋とベンチと・・・。最近こういうの多いな~。
    その前に、じぶんちの山を伐採して、来冬の薪を作らねば。

    にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ にほんブログ村 住まいブログ ログハウス・セルフビルドへ 参考になったらクリックお願いします。

    ※今回は警鐘を含めてちょと長く書きました。(いつも長い?)
     公開のブログですから、当事者も読まれるかとおもいますが、今後の参考になれば幸いかと思います。
     なお、ボクは林業のプロではありませんが、仕事や生活にからんで数百本くらいですが伐倒経験はあります。
    関連記事

    最終更新日 : -0001-11-30

    Comments







    非公開コメント

    スバナさん

    そういうことがありましたか。 心しておきます。

    思いもしない枝が落ちたりしてヒヤッとすることも多々あります。
    雑木は怖いですね。いきなり倒れたりしますからね。
    2012-03-30-09:13 あかじい
    [ 返信 ]

    木こりは危ない仕事です、2年前、熊本で伐採作業中に切り倒した木とまったく関係の無い枯れ木が伐採した振動で作業員に倒れ掛かり死亡事故となったそうです。
    2012-03-29-20:55 スバナ
    [ 返信 ]

    亀さん

    助っ人に派遣してくれるということですかね?
    しっかり仕事を作っておかねば。
    2012-03-28-08:25 あかじい
    [ 返信 ]

    4月になれば「おにさん」が自由の身になりますから、訪問するように説得しておきましょう。
    2012-03-27-22:12 亀仙人
    [ 返信 ]

    すいさん

    そうね。ちゃんと素性を調べてから依頼すればいいのにね。

    でも、ボラセンのほうも知識・認識不足なのよねええ。
    自分の知らない世界は、誰かに頼ればいいのにねえ。

    そうだね。プロ集団のボランティアってアリだと思うのよ。その情報をどうやって発信するかだね。
    普通のボラだって、けっこう専門家が来ていたもんね。
    2012-03-27-21:48 あかじい
    [ 返信 ]

    NPOも素人ボラに頼らないで遠方の業者さんに頼み民宿に泊めさせて三時間程手伝わせるとかすれば良いのにね、
    2012-03-27-21:03 すい
    [ 返信 ]

    燐寸さん

    林業者のことですかね。 いろいろ手段は講じているようですが、なかなかねええ。

    素人だけの伐採は難しいでしょうが、プロや熟練者が入ればボランティアも可能かなと思ってますがね。
    そうすることによって、経験を増やせますからね。
    2012-03-27-19:49 あかじい
    [ 返信 ]

    林業プロ

    全国的に少なくなってますね。
    地元でも手いっぱいで、とても他の地域の手伝いはできないでしょう。

    ときたま知人(伐採から製材までやる材木屋さん)の間伐伐採に顔を出しますが、見事なものですよ。 まあ、プロだから当たり前ですが・・・

    立ち木伐採は素人ボラの範疇じゃないですね。
    2012-03-27-19:35 燐寸
    [ 返信 * 編集 ]

    池田さん

    いやはや、わめいた価値はありましたかね。

    ぜひ、いらっしゃいな。南三陸ボラセンも活発なようですよ。
    お手軽な軽のワンボックスもいいんじゃないの?
    2012-03-27-18:37 あかじい
    [ 返信 ]

    二日目は少しマシにできたみたいやね。
    昨日は相当アタマにきてたみたいだけど。

    仕事がなかったら東北へ行こうかな。
    移動の術だけどうにかしないとあかんけど。
    2012-03-27-18:22 池田
    [ 返信 * 編集 ]