茨城県まで野暮用で行ってきました。桜が満開でしたねええ。
その帰り道、宮城県山元町普門寺の私設ボラセン「テラセン」に寄ってきました。
住職(別名:ラン坊)としばし談話しました。
近辺の住宅は取り壊しが進んで離れていってるが、元住民の心のよりどころとして、お寺だけはしっかり残しておきたいとのこと。
緑を沢山植えて、森のお寺にいしたいとも。
ボクも何回か来て、住宅の泥出しや壁・床剥がしなど、改築リフォームの作業をしたのだけれど、かかわった数軒のうち1軒しか残っていませんでした。
そんなわけで、最近のテラセンのニーズは、農地の整備(細かいガレキ拾いや耕作)、ビニールハウスの建築、イグネ(屋敷林)の伐採などが多くなってきているようです。
これは、近くにできた弁当屋さんにテーブルとベンチを置きたい(頼まれた?)とのことで、作ったのだそうです。

もう1組欲しいというので、手伝うことにしました。
ラン坊住職は、むかしログハウスに興味があったそうなので、にわかログスクールをすることになったのでした。
腰が痛くて、素通りしようとしてたのですがね。みんなと顔を合わせると、そうはいきませんねええ。
材料はこの古材です。

解体された住宅が忍びないので、少しでも残すため集めてきたものだそうです。
ほとんで、梁ばかり・・・。
●1日目
まずは、基礎作り。

本格的にサドルノッチで。

ラン坊住職のノッチカット。

オソやんのスカーフカット。

アヤちゃんのキメのポーズ。

足の組み方がポイントなんだと・・・。
●2日目
ラン坊住職のグルーブカット。

天板はこのS字梁を・・・。

使いたかったけど、奥の方にあり、重すぎて運び出せず。残念!
住職は、けっこう忙しいので、出たり入ったり。
他のボランティアも現場に行ってしまい人手がなかったのね。
平たい梁(鴨居)を天板に。

2段目を平にしたのだけど、天板の厚さが違うぅ・・・。泣
●3日目
はまセン仲間のイワちゃんのノッチカット。

ボクの「つぶやき」を見て駆けつけてくれましたよ。
天板が完成して、いつもの満面の笑顔。

イワちゃんのホゾ穴掘り。

ベンチの座板です。
イワちゃんの回し切り。

カッコが決まると、ちゃんとカットできるのね。線ピッタンコカンカン。
お決まりの満面の微笑み。

周りの人を幸せにする人ですね。感謝。
ちょこっとデザインカットして完成です。

時間切れで、ベンチは1個だけでした。
材料はほぼ角材なので、本格ノッチ組みなどしなくてもよさそうなもんだけどね。
梁は変則8角形や対面が平行じゃないのね。ということもありスカーフなんぞも作ることになったのでしたよ。
いやああ、ヘタな角材はけっこう難しいですよ。
古材ですから、硬いのなんのって、閉口しました。
ススで汚れたところにスクライブしたら、線がみえなかったりして・・・。
釘がいっぱい。抜こうとしても折れてしまったり、隠れ釘があったり、チェンソーに当たらないことを祈るばかりです。
まあ、いろいろありますね。
でも、いい味出してますよねええ。(曲がり梁だったらぁ・・・・。くやしい!)
今回は、電気を使わなかったので、カンナやサンダー仕上げはしてませんが、ちゃんと仕上げたら商品になるかも?
古民家風の居酒屋にでも売り込もうかしら。(それにしても腰が痛いぃ~。)
参考になったらクリックお願いします。
<オマケ>
臨時のガレキ焼却場です。
3基作る予定だそうですが、まもなく1基だけ稼動を始めるようです。
ほとんど海岸にあります。手前に見えるのは瓦礫の山ですね。
お隣の亘理町では、すでに5基が稼動してました。
現地で処理するのが一番だと思うのですがねええ。
宮城でも広域処理分は2割ですし、岩手では1割ですよ。
その計算根拠は3年間で処理出来ない分なんだそうですね。1年延ばせばいい話だけなんだけどねええ。

その帰り道、宮城県山元町普門寺の私設ボラセン「テラセン」に寄ってきました。
住職(別名:ラン坊)としばし談話しました。
近辺の住宅は取り壊しが進んで離れていってるが、元住民の心のよりどころとして、お寺だけはしっかり残しておきたいとのこと。
緑を沢山植えて、森のお寺にいしたいとも。
ボクも何回か来て、住宅の泥出しや壁・床剥がしなど、改築リフォームの作業をしたのだけれど、かかわった数軒のうち1軒しか残っていませんでした。
そんなわけで、最近のテラセンのニーズは、農地の整備(細かいガレキ拾いや耕作)、ビニールハウスの建築、イグネ(屋敷林)の伐採などが多くなってきているようです。
これは、近くにできた弁当屋さんにテーブルとベンチを置きたい(頼まれた?)とのことで、作ったのだそうです。

もう1組欲しいというので、手伝うことにしました。
ラン坊住職は、むかしログハウスに興味があったそうなので、にわかログスクールをすることになったのでした。
腰が痛くて、素通りしようとしてたのですがね。みんなと顔を合わせると、そうはいきませんねええ。
材料はこの古材です。

解体された住宅が忍びないので、少しでも残すため集めてきたものだそうです。
ほとんで、梁ばかり・・・。
●1日目
まずは、基礎作り。

本格的にサドルノッチで。

ラン坊住職のノッチカット。

オソやんのスカーフカット。

アヤちゃんのキメのポーズ。

足の組み方がポイントなんだと・・・。
●2日目
ラン坊住職のグルーブカット。

天板はこのS字梁を・・・。

使いたかったけど、奥の方にあり、重すぎて運び出せず。残念!
住職は、けっこう忙しいので、出たり入ったり。
他のボランティアも現場に行ってしまい人手がなかったのね。
平たい梁(鴨居)を天板に。

2段目を平にしたのだけど、天板の厚さが違うぅ・・・。泣
●3日目
はまセン仲間のイワちゃんのノッチカット。

ボクの「つぶやき」を見て駆けつけてくれましたよ。
天板が完成して、いつもの満面の笑顔。

イワちゃんのホゾ穴掘り。

ベンチの座板です。
イワちゃんの回し切り。

カッコが決まると、ちゃんとカットできるのね。線ピッタンコカンカン。
お決まりの満面の微笑み。

周りの人を幸せにする人ですね。感謝。
ちょこっとデザインカットして完成です。

時間切れで、ベンチは1個だけでした。
材料はほぼ角材なので、本格ノッチ組みなどしなくてもよさそうなもんだけどね。
梁は変則8角形や対面が平行じゃないのね。ということもありスカーフなんぞも作ることになったのでしたよ。
いやああ、ヘタな角材はけっこう難しいですよ。
古材ですから、硬いのなんのって、閉口しました。
ススで汚れたところにスクライブしたら、線がみえなかったりして・・・。
釘がいっぱい。抜こうとしても折れてしまったり、隠れ釘があったり、チェンソーに当たらないことを祈るばかりです。
まあ、いろいろありますね。
でも、いい味出してますよねええ。(曲がり梁だったらぁ・・・・。くやしい!)
今回は、電気を使わなかったので、カンナやサンダー仕上げはしてませんが、ちゃんと仕上げたら商品になるかも?
古民家風の居酒屋にでも売り込もうかしら。(それにしても腰が痛いぃ~。)


<オマケ>
臨時のガレキ焼却場です。
3基作る予定だそうですが、まもなく1基だけ稼動を始めるようです。
ほとんど海岸にあります。手前に見えるのは瓦礫の山ですね。
お隣の亘理町では、すでに5基が稼動してました。
現地で処理するのが一番だと思うのですがねええ。
宮城でも広域処理分は2割ですし、岩手では1割ですよ。
その計算根拠は3年間で処理出来ない分なんだそうですね。1年延ばせばいい話だけなんだけどねええ。

- 関連記事
-
-
唐桑で腰にくるベンチ仕上げ 2012/05/15
-
唐桑・創生村で丸太ベンチ教室? 2012/05/01
-
ボラセンで梁ログテーブル教室なのだった 2012/04/19
-
南三陸・伐採ボラの宿題完了と思いきや・・・ 2012/04/08
-
伐採ボラ隊はヤバイたい-2 2012/03/27
-
最終更新日 : -0001-11-30