いやあ、この大連休は事件がいっぱいだったなぁ。わが家のことだけどね。
厄介な?笑、お客さんも満載だったし。
大事件は、土石流に襲われたことです。
3日から夜半まで強い雨が降り続いていました。
朝起きてみると、庭一面、泥水がゴウゴウと流れているじゃないですか。
何事が起こったのか、半パニックになりましたよ。
で、ちょと冷静になって、雨の中、現状偵察です。傘も差さずに。(冷静じゃないか。)
上段のダム付近。

泥水の先端左側にダム(池)があります。堤防を水が乗り越えていました。
放水口は埋まってしまったのか?
下の段に流れ込んでます。

ここに車を置いていたんで、避難させましたよ。
その下の通路も濁流が。

さらにその下、入り口の橋です。

ちょっと低くなっているので、ここから沢に流れていました。
これが一番心配だったのですよ。えぐれて崩壊してしまうと、入り口が無くなりますからね。
喉がカラカラでした。いったん戻って、水を飲んで、一服して、対策を考えましたよ。
他人が見たら、顔面蒼白で緊張した恐い顔をしてたんでしょうねぇ。
この時点で、もうビショビショです。
まずは、バイパス工事です。水の流れを変えて、入り口の橋上や、通路、ダム堤防上を流れないように、沢に落とします。
10本くらい掘りましたかね。なにせ石混じりの根っ子の張った山林ですから、簡単に掘れるもんじゃないのです。ツルハシと唐鍬で格闘ですね。
こんなときに、ユンボが動かない。(故障中)ったく!
ダムの付け根のバイパス。

中央の放水路は詰まってますね。
通路の流れも止まりました。

だいぶえぐり取られました。
2時間くらい格闘したら、グッタリ。疲れました。
たしょう安心したせいか、急に悪寒を感じて、薪ストーブを焚いて一服です。
腹が減ったー。いつものコーヒーも飲まず、朝飯も食っていなかったのでした。
午後からは、ふたたび点検です。
中央の沢は、水が集まりすぎてあふれていました。

もともと塩ビ管が20セン径と細かったのです。上流は30センチなのにね。笑
詰まってましたが、そうじゃなくても吐けませんよね。
手の打ちようがないし、たいした被害にも発展しないので、堤防の補修だけしておきました。
ダムの状態。

バイパス効果で、乗り越えは止まりました。
放水口を手探りでチェック。土砂では埋まっていなさそうでした。
で、ゴミで詰まりだろうと、その撤去を試みました。
手探りと勘です。落ちたらヤバイですよね。万が一放水口が開いたら吸い込まれちゃいますからね。
不自然な体制で命がけですよ。
おお、渦巻きが! 開通しそう。

開通で一気に減水しました。

土管が見えました。
放水ーー!!!!

ふつうの状態に戻りました。

だいぶ、土砂が流れ込んでます。
近所のオバチャンが、下流の泥水をみて、心配して上がってきました。
「いままでに、ねえこった。どこぞ崩れたんでねえかと、心配しただぁ。・・・・・・」というようなことを言ってました。
いままで、そんなことは思い浮かびませんでした。必死だったんですねええ。
それで、上流部を探索です。
林の中は鉄砲水が通ったような。

一気に1メートルくらい増えて流れた跡がみえます。
わが敷地を抜けたところです。

ヒノキが倒れています。その前方の崖が崩れて流れてきたようです。
ここが崩落現場でした。

家の庭先が崩れたのでした。
さいわい建物には被害がありませんでしたよ。
あと数メートル崩れると、建物が崩壊してましたね。いやあ、恐い。
自分のとこだけで精一杯でしたね。ここまでは気が回らなかった。
DRTなんかは、夜通しで警戒態勢にはっていたとか、情報があったけど・・・。
前夜には、お隣の気仙沼では避難勧告がでていたけど、何もできなかった、しなかった・・・。
くたくたに疲れて、グッタリしているところに、ボランティア仲間が訪ねて来てくれました。
もっと早く来てくれてたらなぁ~・・・。
精根つき果てていたので、ロクな対応もせずごめんね。
翌日、せっかくだから通路補修を。

普通の車が入れませからね。
こころよく引き受けてくれましたよ。嬉しい!
ついでに、薪割りの残りを片付けてもらいました。

腰が痛くて、難儀していたから、もうちょっとが遅遅として進まず、気がかりたったのね。
これで来冬の燃料は確保できました。一安心。
ボランティアは、ホント助けになります。感謝、感謝。
日ごろは、ボランティアで支援するほうの立場だったけど、今回は被災者になった気分です。
いろいろな性格の人たちがいるけど、みんないい人なんだねぇ。
その後は、とうぜんのように宴会。宴会になると、なぜか人が増えるのよね。小さいログがすし詰め状態でした。
隠しておいたビールも空っぽ!この先オレは生きていけるのか・・・ まったく大嵐が通り過ぎたよう。
みんな?、持ってきた以上に処分していくのね。笑
ところで、日中、すこし余裕が出てきたところで、ネットでつぶやいてみたけれども、ほとんど反応は無かったですね。
まあ、ふだんから冗談半分のネタばっかりだからねぇ~。
参考になったらクリックお願いします。
<追記>
気がかりだった薪の確保もできたので、気を取り直して、次なるミッションです。
いくつかのボラ支援もあるのだけど、詳細がわからないのですよ。
で、本業(セルフビルド応援団:半ボランティア)ではなく、副業として依頼されたので、とりあえず打ち合わせをしてきます。
ボクのログスクールの生徒さんの福島県の仕掛かりセルフビルド・ログハウスなのですが、原発事件で中断していたのを再開するというものです。
これは、本業でもあり、副業でもあり、被災者支援でもあり、というミッションです。
しかし、気がかりは腰痛なのです・・・よ。
今回の大雨後は、絶好の釣りチャンスでもあったのですが、それにも行けずうっぷんが溜まってます。
<緊急報告>
先日の生シイタケの放射能検査結果がでました。即日回答です。
予想通りの、セシウム合計530ベクレル/kgです。
内陸の一関市市街地周辺では、2300ベクレルですから、はるかに低いです。今の基準(100ベクレル)では越えてますがね。
これで、ほかの山菜なども、市の発表と比較予想できますね。1/4~1/5ですものね。
厄介な?笑、お客さんも満載だったし。
大事件は、土石流に襲われたことです。
3日から夜半まで強い雨が降り続いていました。
朝起きてみると、庭一面、泥水がゴウゴウと流れているじゃないですか。
何事が起こったのか、半パニックになりましたよ。
で、ちょと冷静になって、雨の中、現状偵察です。傘も差さずに。(冷静じゃないか。)
上段のダム付近。

泥水の先端左側にダム(池)があります。堤防を水が乗り越えていました。
放水口は埋まってしまったのか?
下の段に流れ込んでます。

ここに車を置いていたんで、避難させましたよ。
その下の通路も濁流が。

さらにその下、入り口の橋です。

ちょっと低くなっているので、ここから沢に流れていました。
これが一番心配だったのですよ。えぐれて崩壊してしまうと、入り口が無くなりますからね。
喉がカラカラでした。いったん戻って、水を飲んで、一服して、対策を考えましたよ。
他人が見たら、顔面蒼白で緊張した恐い顔をしてたんでしょうねぇ。
この時点で、もうビショビショです。
まずは、バイパス工事です。水の流れを変えて、入り口の橋上や、通路、ダム堤防上を流れないように、沢に落とします。
10本くらい掘りましたかね。なにせ石混じりの根っ子の張った山林ですから、簡単に掘れるもんじゃないのです。ツルハシと唐鍬で格闘ですね。
こんなときに、ユンボが動かない。(故障中)ったく!
ダムの付け根のバイパス。

中央の放水路は詰まってますね。
通路の流れも止まりました。

だいぶえぐり取られました。
2時間くらい格闘したら、グッタリ。疲れました。
たしょう安心したせいか、急に悪寒を感じて、薪ストーブを焚いて一服です。
腹が減ったー。いつものコーヒーも飲まず、朝飯も食っていなかったのでした。
午後からは、ふたたび点検です。
中央の沢は、水が集まりすぎてあふれていました。

もともと塩ビ管が20セン径と細かったのです。上流は30センチなのにね。笑
詰まってましたが、そうじゃなくても吐けませんよね。
手の打ちようがないし、たいした被害にも発展しないので、堤防の補修だけしておきました。
ダムの状態。

バイパス効果で、乗り越えは止まりました。
放水口を手探りでチェック。土砂では埋まっていなさそうでした。
で、ゴミで詰まりだろうと、その撤去を試みました。
手探りと勘です。落ちたらヤバイですよね。万が一放水口が開いたら吸い込まれちゃいますからね。
不自然な体制で命がけですよ。
おお、渦巻きが! 開通しそう。

開通で一気に減水しました。

土管が見えました。
放水ーー!!!!

ふつうの状態に戻りました。

だいぶ、土砂が流れ込んでます。
近所のオバチャンが、下流の泥水をみて、心配して上がってきました。
「いままでに、ねえこった。どこぞ崩れたんでねえかと、心配しただぁ。・・・・・・」というようなことを言ってました。
いままで、そんなことは思い浮かびませんでした。必死だったんですねええ。
それで、上流部を探索です。
林の中は鉄砲水が通ったような。

一気に1メートルくらい増えて流れた跡がみえます。
わが敷地を抜けたところです。

ヒノキが倒れています。その前方の崖が崩れて流れてきたようです。
ここが崩落現場でした。

家の庭先が崩れたのでした。
さいわい建物には被害がありませんでしたよ。
あと数メートル崩れると、建物が崩壊してましたね。いやあ、恐い。
自分のとこだけで精一杯でしたね。ここまでは気が回らなかった。
DRTなんかは、夜通しで警戒態勢にはっていたとか、情報があったけど・・・。
前夜には、お隣の気仙沼では避難勧告がでていたけど、何もできなかった、しなかった・・・。
くたくたに疲れて、グッタリしているところに、ボランティア仲間が訪ねて来てくれました。
もっと早く来てくれてたらなぁ~・・・。
精根つき果てていたので、ロクな対応もせずごめんね。
翌日、せっかくだから通路補修を。

普通の車が入れませからね。
こころよく引き受けてくれましたよ。嬉しい!
ついでに、薪割りの残りを片付けてもらいました。

腰が痛くて、難儀していたから、もうちょっとが遅遅として進まず、気がかりたったのね。
これで来冬の燃料は確保できました。一安心。
ボランティアは、ホント助けになります。感謝、感謝。
日ごろは、ボランティアで支援するほうの立場だったけど、今回は被災者になった気分です。
いろいろな性格の人たちがいるけど、みんないい人なんだねぇ。
その後は、とうぜんのように宴会。宴会になると、なぜか人が増えるのよね。小さいログがすし詰め状態でした。
隠しておいたビールも空っぽ!この先オレは生きていけるのか・・・ まったく大嵐が通り過ぎたよう。
みんな?、持ってきた以上に処分していくのね。笑
ところで、日中、すこし余裕が出てきたところで、ネットでつぶやいてみたけれども、ほとんど反応は無かったですね。
まあ、ふだんから冗談半分のネタばっかりだからねぇ~。


<追記>
気がかりだった薪の確保もできたので、気を取り直して、次なるミッションです。
いくつかのボラ支援もあるのだけど、詳細がわからないのですよ。
で、本業(セルフビルド応援団:半ボランティア)ではなく、副業として依頼されたので、とりあえず打ち合わせをしてきます。
ボクのログスクールの生徒さんの福島県の仕掛かりセルフビルド・ログハウスなのですが、原発事件で中断していたのを再開するというものです。
これは、本業でもあり、副業でもあり、被災者支援でもあり、というミッションです。
しかし、気がかりは腰痛なのです・・・よ。
今回の大雨後は、絶好の釣りチャンスでもあったのですが、それにも行けずうっぷんが溜まってます。
<緊急報告>
先日の生シイタケの放射能検査結果がでました。即日回答です。
予想通りの、セシウム合計530ベクレル/kgです。
内陸の一関市市街地周辺では、2300ベクレルですから、はるかに低いです。今の基準(100ベクレル)では越えてますがね。
これで、ほかの山菜なども、市の発表と比較予想できますね。1/4~1/5ですものね。
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最終更新日 : -0001-11-30
いやあ、この大連休は事件がいっぱいだったなぁ。わが家のことだけどね。厄介な?笑、お客さんも満載だったし。大事件は、土石流に襲われたことです。3日から夜半まで強い雨が降り... …
2012/05/08 01:47 まとめwoネタ速neo