いやあああっと!薪割りも終わって、草刈りも一通り終わって、ミツバチも入居して、さあお仕事です。
とは言っても半分ボランティアですがね。
今回は震災の被害物件ではありませんが、古い遊び友達が困っているということでお手伝いなのです。
事情があって移住することになったようで、お金もないので、古~い民家(元々々は馬小屋だったらしい)を借り、再々改築します。
キチンとやれば、かなり雰囲気のよさげな古民家になるのでしょうが、何せ日程と費用が最優先なのです。
8月までには引越しする必要があるのだそうです。で、とりあえず床張りとトイレ作りまでお手伝いします。
あとはご自分でやるとか。内壁と天井と建具と風呂場と・・・を仕上げて、その他は住みながら手直しするとか。うまくいくといいですねえ。
内陸部の山深くにあります。

間口5間、奥行き3間です。

土壁もかなり痛んでます。

材料はいいものが使われていますよ。土台はクリで、柱はエンジュだとか。梁も一本通しで入ってます。
1階は2部屋で、小屋裏部屋もあります。

部屋の床レベルが違っていたので、これも合わせる予定です。
まずはレベルの確認です。

相変わらずペットボトルの水盛です。
レーザーなどのように障害物があってもさえぎられないので、けっこう便利なのです。
クリ土台の表面は朽ちていますが芯は大丈夫なようです。

置石基礎ですが、2回の大地震にも耐えたのですねええ。ただ、地盤沈下なのか土台が地面に接しています。
湿気が多い場所でもあり、床はボロボロ状態でした。
内部の土を掘り、土台の下に隙間をあけます。

内部も全体を少し堀下げて、通風をよくして、地面一面にビニールを引く予定です。
とうぜん外側も掘り下げる必要がありますね。で、その外側には溝を掘る予定です。
床束石が一見キチンと並んでるように見えますが、まったくバラバラなのですよ。前の住人が改築したようですが、どういう感覚だったのでしょう?
土台をジャッキアップしてます。

前方が8センチほど下がっていたのです。(左右は2センチほどですが)
最初は、このまま床を作るつもりでしたが、建具とかいろいろ面倒なのよね。
一晩考えた末に、持ち上げてみることにしたのです。
住宅の重さは、一般的に1階だけで平米500キロくらいらしいのです。この家は15坪ですから約50平米です。つまり25トンですね。
実際はトタン屋根の内張り無しだし、床も建具もないし、壁も薄いし、20トンもないでしょうね。片側だけを持ち上げるには半分の10トンかくらいか。
ってことで、試してみることにしました。0.7~2トンの車用のジャッキを9個ほど寄せ集めましたよ。
4センチくらい上がりました。

持ち上げるたびにギシギシと音がします。壊れないかとビクビクでしたよ。気持ちよくないですねええ。
ここで問題発生。

土台の継ぎ目が外側に膨らんでしまったのです。
7センチほどでしたが、置石から外れそうになってました。気がつくのが遅れるとヤバイことになってたかも?
これを金テコやつっかえ棒で苦労してなんとか押し戻しましたよ。いやああ、ヒヤヒヤもんでした。
開いたスキマにはクリの束を挟み込みました。

ブロックとかコンクリ平板とかは使えないんですよね。置石の表面は平らじゃないし、それぞれ高さが違いますからね。
本来なら基礎を作り直したいとこですが、作業は困難すぎるし、もともと傾いたままでやろとしてたことだし・・・。ま、いいか、ってことになりましたです。
さて次は、もう一度レベルを取り直して、床作りに入ります。
現場がちょと遠いのですよ。片道1時間半かかります。往復3時間ですから、それだけでも疲れちゃいます。
朝は早いし、帰ってくると8時ころですから、飯食って酒呑んで寝るってパターンです。
そのうち車中泊の泊り込みになりますかねええ。しかしミツバチも気になるのよねえええ。
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<オマケ>
2つ目が入居して1週間です。覗き窓から覗いちゃいましたよ。
早!最上段にこんなに巣が作られてました。

2段目にも下がってました。

こりゃ強勢群ですかね。
1つ目の箱より出入りも2倍くらい多いですからね。楽しみ楽しみ。
ちなみに、他の空家にキンリョウヘンを持っていきましたが、サッパリ寄り付きませんです。先日群がっていたのは同じ群れだったようです。
キンリョウヘンが咲いている間に、もう一回くらい分蜂があればいいのですがねぇ~。
とは言っても半分ボランティアですがね。
今回は震災の被害物件ではありませんが、古い遊び友達が困っているということでお手伝いなのです。
事情があって移住することになったようで、お金もないので、古~い民家(元々々は馬小屋だったらしい)を借り、再々改築します。
キチンとやれば、かなり雰囲気のよさげな古民家になるのでしょうが、何せ日程と費用が最優先なのです。
8月までには引越しする必要があるのだそうです。で、とりあえず床張りとトイレ作りまでお手伝いします。
あとはご自分でやるとか。内壁と天井と建具と風呂場と・・・を仕上げて、その他は住みながら手直しするとか。うまくいくといいですねえ。
内陸部の山深くにあります。

間口5間、奥行き3間です。

土壁もかなり痛んでます。

材料はいいものが使われていますよ。土台はクリで、柱はエンジュだとか。梁も一本通しで入ってます。
1階は2部屋で、小屋裏部屋もあります。

部屋の床レベルが違っていたので、これも合わせる予定です。
まずはレベルの確認です。

相変わらずペットボトルの水盛です。
レーザーなどのように障害物があってもさえぎられないので、けっこう便利なのです。
クリ土台の表面は朽ちていますが芯は大丈夫なようです。

置石基礎ですが、2回の大地震にも耐えたのですねええ。ただ、地盤沈下なのか土台が地面に接しています。
湿気が多い場所でもあり、床はボロボロ状態でした。
内部の土を掘り、土台の下に隙間をあけます。

内部も全体を少し堀下げて、通風をよくして、地面一面にビニールを引く予定です。
とうぜん外側も掘り下げる必要がありますね。で、その外側には溝を掘る予定です。
床束石が一見キチンと並んでるように見えますが、まったくバラバラなのですよ。前の住人が改築したようですが、どういう感覚だったのでしょう?
土台をジャッキアップしてます。

前方が8センチほど下がっていたのです。(左右は2センチほどですが)
最初は、このまま床を作るつもりでしたが、建具とかいろいろ面倒なのよね。
一晩考えた末に、持ち上げてみることにしたのです。
住宅の重さは、一般的に1階だけで平米500キロくらいらしいのです。この家は15坪ですから約50平米です。つまり25トンですね。
実際はトタン屋根の内張り無しだし、床も建具もないし、壁も薄いし、20トンもないでしょうね。片側だけを持ち上げるには半分の10トンかくらいか。
ってことで、試してみることにしました。0.7~2トンの車用のジャッキを9個ほど寄せ集めましたよ。
4センチくらい上がりました。

持ち上げるたびにギシギシと音がします。壊れないかとビクビクでしたよ。気持ちよくないですねええ。
ここで問題発生。

土台の継ぎ目が外側に膨らんでしまったのです。
7センチほどでしたが、置石から外れそうになってました。気がつくのが遅れるとヤバイことになってたかも?
これを金テコやつっかえ棒で苦労してなんとか押し戻しましたよ。いやああ、ヒヤヒヤもんでした。
開いたスキマにはクリの束を挟み込みました。

ブロックとかコンクリ平板とかは使えないんですよね。置石の表面は平らじゃないし、それぞれ高さが違いますからね。
本来なら基礎を作り直したいとこですが、作業は困難すぎるし、もともと傾いたままでやろとしてたことだし・・・。ま、いいか、ってことになりましたです。
さて次は、もう一度レベルを取り直して、床作りに入ります。
現場がちょと遠いのですよ。片道1時間半かかります。往復3時間ですから、それだけでも疲れちゃいます。
朝は早いし、帰ってくると8時ころですから、飯食って酒呑んで寝るってパターンです。
そのうち車中泊の泊り込みになりますかねええ。しかしミツバチも気になるのよねえええ。


<オマケ>
2つ目が入居して1週間です。覗き窓から覗いちゃいましたよ。
早!最上段にこんなに巣が作られてました。

2段目にも下がってました。

こりゃ強勢群ですかね。
1つ目の箱より出入りも2倍くらい多いですからね。楽しみ楽しみ。
ちなみに、他の空家にキンリョウヘンを持っていきましたが、サッパリ寄り付きませんです。先日群がっていたのは同じ群れだったようです。
キンリョウヘンが咲いている間に、もう一回くらい分蜂があればいいのですがねぇ~。
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最終更新日 : -0001-11-30