ちょと前の話になりますが、ボラ仲間からの軽い要請で、先月の末(9月26、27日)に伐採ボランティアに行ってきました。
福島県南相馬市の小高(おだか)地区にあるボランティアセンター(通称社協ボラセン)です。(数軒隣に通称松本ボラセンというのもありますが。)
※この地区は、事故原発から20キロくらい北にあります。
1912年3月30日付けで、被曝が年間20ミリシーベルト以下の「避難指示解除準備区域」に再編されました。そして1916年4月の解除を目指して準備しているのです。現在は、人は出入りできますが、居住は出来ない場所なのです。
<参考までに>福島県南相馬市小高地区~原発事故から1年半後~(2012年10月21日訪問)
http://homepage3.nifty.com/kunihiko/radiation/odaka/odaka.htm
今も当時の状況とほとんど変わっていませんね。
正面玄関です。

センターの線量計です。海岸から2キロくらいの市街地です。ボクのお山と同じくらいです。

初日のマッチング先は市街地です。依頼は立木の伐採と草刈りでした。

ボクの本来の目的とは違っていたので黙っていたのですが、誰も手を挙げないので引き受けることにしました。あとから「カリタス」さんのメンバー6人も参加してくれましたが。
みなさんチェンソーの使用頻度が少ないから敬遠してたのでしょうかねえええ?変なの。
※カリタス(ジャパン)とは、日本カトリック司教協議会のボランティア支援施設です。各地にあるようですが、ここ南相馬にもあったのです。
なんと一泊500円で宿泊できるそうです。しかも2食付き!ぜひ利用してくださいな。(ボクはそれまで知らなかったのです。残念!)

半日ちょっとで完了でした。

午後からは、こちらへ移動しました。人気のミッションです。(笑)

内陸(海岸から5キロくらい)の山間部ですが線量が高いですねえ。 .23マイクロシーベルト毎時で、法律で定められているところの年間許容線量1ミリシーベルトを超えちゃうのですがね。こんなところで30代?の若いお姉さんがマスクもせずにボランティアしてるってのも・・・。
もちろん、この地区の作業注意書きを承諾しているわけですが。
※下の方に書いてありますが、東電さんがボランティアに来てます。それも定期的に。それぞれの人たちはサバサバしてましたが、内心はどうなんでしょうねええ。
このお屋敷の周囲の伐採作業です。立木、庭木含めて100本以上ありそうでした。

こんな屋根の掛かり木も。これはパスです。

15人位のおっさんパワーが炸裂してましたよ。(笑)


50センチの玉切りです。

まるで薪づくりみたいです。2日間チェンソーを回しっぱなしでしたよ。
じつは、通称トン袋に入れて保管するために短く切断しているということです。
これは放射能廃棄物の除染作業???じゃないよね。
まあ、住民からの依頼に寄り添うということでやっているようです。将来戻ってきたい。そのときまで屋敷を荒らしておきたくないという心情は理解できます。ですからここのボラセンの主なミッションは草刈りなのです。
被災直後の状態がいまでも続いている地域の現存ボラセンですが、ボランティア数は団体さんがいない平日は十人前後のようです。かなり忘れられている存在になってしまっていますね。
それにしても、公的な除染作業は見かけなかったのですがねえええ。どこかでやっているのかしら?
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<蛇足>
海岸寄りの田んぼです。

農家の人たちが瓦礫拾いをしているようでした。試験栽培でもするのでしょうかね。

堤防工事らしきこともやってました。

福島県南相馬市の小高(おだか)地区にあるボランティアセンター(通称社協ボラセン)です。(数軒隣に通称松本ボラセンというのもありますが。)
※この地区は、事故原発から20キロくらい北にあります。
1912年3月30日付けで、被曝が年間20ミリシーベルト以下の「避難指示解除準備区域」に再編されました。そして1916年4月の解除を目指して準備しているのです。現在は、人は出入りできますが、居住は出来ない場所なのです。
<参考までに>福島県南相馬市小高地区~原発事故から1年半後~(2012年10月21日訪問)
http://homepage3.nifty.com/kunihiko/radiation/odaka/odaka.htm
今も当時の状況とほとんど変わっていませんね。
正面玄関です。

センターの線量計です。海岸から2キロくらいの市街地です。ボクのお山と同じくらいです。

初日のマッチング先は市街地です。依頼は立木の伐採と草刈りでした。

ボクの本来の目的とは違っていたので黙っていたのですが、誰も手を挙げないので引き受けることにしました。あとから「カリタス」さんのメンバー6人も参加してくれましたが。
みなさんチェンソーの使用頻度が少ないから敬遠してたのでしょうかねえええ?変なの。
※カリタス(ジャパン)とは、日本カトリック司教協議会のボランティア支援施設です。各地にあるようですが、ここ南相馬にもあったのです。
なんと一泊500円で宿泊できるそうです。しかも2食付き!ぜひ利用してくださいな。(ボクはそれまで知らなかったのです。残念!)

半日ちょっとで完了でした。

午後からは、こちらへ移動しました。人気のミッションです。(笑)

内陸(海岸から5キロくらい)の山間部ですが線量が高いですねえ。 .23マイクロシーベルト毎時で、法律で定められているところの年間許容線量1ミリシーベルトを超えちゃうのですがね。こんなところで30代?の若いお姉さんがマスクもせずにボランティアしてるってのも・・・。
もちろん、この地区の作業注意書きを承諾しているわけですが。
※下の方に書いてありますが、東電さんがボランティアに来てます。それも定期的に。それぞれの人たちはサバサバしてましたが、内心はどうなんでしょうねええ。
このお屋敷の周囲の伐採作業です。立木、庭木含めて100本以上ありそうでした。

こんな屋根の掛かり木も。これはパスです。

15人位のおっさんパワーが炸裂してましたよ。(笑)


50センチの玉切りです。

まるで薪づくりみたいです。2日間チェンソーを回しっぱなしでしたよ。
じつは、通称トン袋に入れて保管するために短く切断しているということです。
これは放射能廃棄物の除染作業???じゃないよね。
まあ、住民からの依頼に寄り添うということでやっているようです。将来戻ってきたい。そのときまで屋敷を荒らしておきたくないという心情は理解できます。ですからここのボラセンの主なミッションは草刈りなのです。
被災直後の状態がいまでも続いている地域の現存ボラセンですが、ボランティア数は団体さんがいない平日は十人前後のようです。かなり忘れられている存在になってしまっていますね。
それにしても、公的な除染作業は見かけなかったのですがねえええ。どこかでやっているのかしら?


<蛇足>
海岸寄りの田んぼです。

農家の人たちが瓦礫拾いをしているようでした。試験栽培でもするのでしょうかね。

堤防工事らしきこともやってました。

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最終更新日 : 2014-10-04