一時期だいぶ寒くなりましたが、まったくの春!!!って感じの陽気になりました。もうすぐ桜が咲きそうです。
パイプハウス修行中のログビルダーの勝手なノウハウシリーズも3回めになりますね。
アーチパイプの中央の繋ぎが終わったら、棟パイプを取り付けます。
これは仮止めです。

これはビニペットの仮止めの例です。

一人でやるときは、一旦保持しておくために紐などでぶら下げておきます。1本のパイプの中央部でバランスをとるといいです。
●「仮止め」「部分留め」「本(全)留め」はよく使うノウハウです。
先のパイプはスプリング金具で留めますが、二人でやるほうが効率がいいですね。一人が支えている間に留めていきます。
このとき状況によっては(次の段取りをするときや不慣れな手伝いがいるときなど)、パイプの端と中間を留めていきます。つまり部分留めです。その後は本留めとして単純な作業をくりかえすだけです。
●棟が固定されたら、アーチパイプの高さを調整します。
角々のパイプを結ぶ水糸を張ります。

適当な高さのマークの位置に水糸をはります。つまり四角形に張るわけです。
この水糸の水平をみて角々のパイプの深さを調整します。
例の親方は目見当でやってますが、経験が必要ですね。
ボクが簡単にやる方法をいくつか紹介します。
1、付近に建物や塀などがあれば、それを基準にして見ます。
2、小型の吊り下げ型の水準器を使う。水糸の中心に下げること。
3、水糸から離れて、水準器を両手で前方につきだして水平に保持し、延長線上の水糸のレベルを見る。
四隅の基準が決まったら、その他のパイプのマークを水糸に合わせていきます。

これがキッチリ合うと、アーチパイプが全部そろうわけです。棟パイプも真っ直ぐになる、ハズなのです。が・・・・。
●パイプの深さ調整

下げる場合は、下げたい分だけ器具を地面から離し体重を掛けます。
あまり上に引っ掛けると、埋め込み過ぎたり、パイプを曲げてしまうからです。
どうしても入らない時は、穴に水を注ぎ込んで、数分経ってからやると入りますよ。
引き上げるときは

手を下げた状態で器具を持ち、曲げた膝を伸ばしながら引き上げます。
こうしないと腰を痛めるのですよ。
この器具の名前は、えーと・・・・・・・・・・。ボクラはフンヅケ(踏んづけ)って呼んでます。(笑)
ちなみに、ホームセンターにも売っているようですが、安いパイプものは曲がって使い物にならないそうです。
代替品としては30~40cm長のパイプレンチが使えますよ。(前前々回のブログに写真があるとおもうけど)なるべくパイプのそばに足を掛けることですね。
ということで、今回はここまでかな。まだまだつづきますよ。
じゃ!
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先のパイプはスプリング金具で留めますが、二人でやるほうが効率がいいですね。一人が支えている間に留めていきます。
このとき状況によっては(次の段取りをするときや不慣れな手伝いがいるときなど)、パイプの端と中間を留めていきます。つまり部分留めです。その後は本留めとして単純な作業をくりかえすだけです。
●棟が固定されたら、アーチパイプの高さを調整します。
角々のパイプを結ぶ水糸を張ります。

適当な高さのマークの位置に水糸をはります。つまり四角形に張るわけです。
この水糸の水平をみて角々のパイプの深さを調整します。
例の親方は目見当でやってますが、経験が必要ですね。
ボクが簡単にやる方法をいくつか紹介します。
1、付近に建物や塀などがあれば、それを基準にして見ます。
2、小型の吊り下げ型の水準器を使う。水糸の中心に下げること。
3、水糸から離れて、水準器を両手で前方につきだして水平に保持し、延長線上の水糸のレベルを見る。
四隅の基準が決まったら、その他のパイプのマークを水糸に合わせていきます。

これがキッチリ合うと、アーチパイプが全部そろうわけです。棟パイプも真っ直ぐになる、ハズなのです。が・・・・。
●パイプの深さ調整

下げる場合は、下げたい分だけ器具を地面から離し体重を掛けます。
あまり上に引っ掛けると、埋め込み過ぎたり、パイプを曲げてしまうからです。
どうしても入らない時は、穴に水を注ぎ込んで、数分経ってからやると入りますよ。
引き上げるときは

手を下げた状態で器具を持ち、曲げた膝を伸ばしながら引き上げます。
こうしないと腰を痛めるのですよ。
この器具の名前は、えーと・・・・・・・・・・。ボクラはフンヅケ(踏んづけ)って呼んでます。(笑)
ちなみに、ホームセンターにも売っているようですが、安いパイプものは曲がって使い物にならないそうです。
代替品としては30~40cm長のパイプレンチが使えますよ。(前前々回のブログに写真があるとおもうけど)なるべくパイプのそばに足を掛けることですね。
ということで、今回はここまでかな。まだまだつづきますよ。
じゃ!


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最終更新日 : 2015-04-01