引き続き常総市でボランティアやってます。
基本的には、地元の友人知人を支援しているんですが、怪しい(笑)私設系ボランティア団体から緊急の呼び出しなんぞも多々あります。技術系ボランティア(床上げなどの作業など)の人数がスゴーク少ないようなんです。
社協ボラセンでは基本的にこういった作業はやりませんからね。
最近は北部の越水地の若宮戸地区に出向いてます。この団体は社協ミニサテライトに協力して活動してます。
そのせいか、他のサテライトよりも依頼が増えてるんだとか・・・。
このような作業をしていると、それを見た被災者の方から次から次へと依頼が入るんですよ。つまり、こんなことをやるボランティアがいるってことを知らなかったんですね。しばらく終わりの見えない作業です。
それと、別にいいかなぁ、と思っていた壁内部や床下の実態をみると、唖然とするわけです。大工さんは非常に忙しいですから、1ヶ月待ちなんてもザラです。
それまで放っておかれると、次のような状態になってしまうのです。
次の写真は3週間たった家屋のものです。床上浸水80センチです。別の家屋で1週間程度のときは見なかった光景ですよ。
※ちなみに、2人で一日中の作業でした。社協ボラ時間ではなく、技術ボラ時間(8ー5時、早出残業アリ、手当ナシ)です。
8畳和室と16畳のリビングダイニングキッチの半分は床上げしてありました。その残り(廊下、トイレ、脱衣室など)と全部の壁剥がし作業です。
テラセン住職と一緒でしたが、彼はボクの1.5倍働きますね。脱帽です。
石膏ボードの内側がカビだらけです(外した側も同様)。ここは内壁なので断熱材は入っていません。
柱などはシットリ濡れてます。床下にはビッショリ濡れたグラスウールの断熱材がありました。

ここは外壁です。グラスウールの中央付近が黒ずんでいます。

取り出して開けてみると、カビが生えてます。徐々に滲み上がっていき、適度な温度湿度で発生してるような気がします。

外側のボードにはカビがありません。これは断熱材の外側は防湿シートになっているからでしょうか。内側は透湿シートです。

柱や筋交いの木部もカビが生え始めています。

水を含んで落ちてしまった断熱材です。ビッショリと水を含んでいます。

床もグラスウールの断熱材でした。ペチャンコになっていてビッショリです。周りに染みだしていますね。
ここは半分ほど床が剥がされていたんですが、残ったところを開けてみると、取り切れていなかったところです。

このような状態がけっこう放置されているような気がします。これで支援が終結したなんてことになると、カビによる被害が増えるかもしれません。
とにかく早く開放して、1ヶ月以上乾燥させて、逆性石けんなどで消毒しておくことが肝心ですね。
これらは床上10センチでも同じ状態になります。床下でもギリギリで断熱材が濡れてしまえば同様でしょうね。
ということは、浸水の程度が床下、床上1メートル以下、床上1メートル以上、で災害支援金が大幅に変わるってのは納得がいかないですねぇ。(※1..2メートルだったかな?どこかに記事があったのだけどみつからない。ちょと不安)
いずれにしても、行政も社協ボラセンも実態をしっかり見てほしいもんです。受け身じゃダメですよ~!
お役に立ったらクリックを!
<オマケ>
この怪しい?団体はエアコンなんかの掃除もします。チェンソーや機械工具、重機なんかも使いますが。
泥を落として基盤を洗浄して、1ヶ月ほど乾燥させ、接点復活剤をかけておくと、動く場合が半分くらいはあるようです。
その後業者にみてもらい、棄てるのはそれからでもいいですよね。

基本的には、地元の友人知人を支援しているんですが、怪しい(笑)私設系ボランティア団体から緊急の呼び出しなんぞも多々あります。技術系ボランティア(床上げなどの作業など)の人数がスゴーク少ないようなんです。
社協ボラセンでは基本的にこういった作業はやりませんからね。
最近は北部の越水地の若宮戸地区に出向いてます。この団体は社協ミニサテライトに協力して活動してます。
そのせいか、他のサテライトよりも依頼が増えてるんだとか・・・。
このような作業をしていると、それを見た被災者の方から次から次へと依頼が入るんですよ。つまり、こんなことをやるボランティアがいるってことを知らなかったんですね。しばらく終わりの見えない作業です。
それと、別にいいかなぁ、と思っていた壁内部や床下の実態をみると、唖然とするわけです。大工さんは非常に忙しいですから、1ヶ月待ちなんてもザラです。
それまで放っておかれると、次のような状態になってしまうのです。
次の写真は3週間たった家屋のものです。床上浸水80センチです。別の家屋で1週間程度のときは見なかった光景ですよ。
※ちなみに、2人で一日中の作業でした。社協ボラ時間ではなく、技術ボラ時間(8ー5時、早出残業アリ、手当ナシ)です。
8畳和室と16畳のリビングダイニングキッチの半分は床上げしてありました。その残り(廊下、トイレ、脱衣室など)と全部の壁剥がし作業です。
テラセン住職と一緒でしたが、彼はボクの1.5倍働きますね。脱帽です。
石膏ボードの内側がカビだらけです(外した側も同様)。ここは内壁なので断熱材は入っていません。
柱などはシットリ濡れてます。床下にはビッショリ濡れたグラスウールの断熱材がありました。

ここは外壁です。グラスウールの中央付近が黒ずんでいます。

取り出して開けてみると、カビが生えてます。徐々に滲み上がっていき、適度な温度湿度で発生してるような気がします。

外側のボードにはカビがありません。これは断熱材の外側は防湿シートになっているからでしょうか。内側は透湿シートです。

柱や筋交いの木部もカビが生え始めています。

水を含んで落ちてしまった断熱材です。ビッショリと水を含んでいます。

床もグラスウールの断熱材でした。ペチャンコになっていてビッショリです。周りに染みだしていますね。
ここは半分ほど床が剥がされていたんですが、残ったところを開けてみると、取り切れていなかったところです。

このような状態がけっこう放置されているような気がします。これで支援が終結したなんてことになると、カビによる被害が増えるかもしれません。
とにかく早く開放して、1ヶ月以上乾燥させて、逆性石けんなどで消毒しておくことが肝心ですね。
これらは床上10センチでも同じ状態になります。床下でもギリギリで断熱材が濡れてしまえば同様でしょうね。
ということは、浸水の程度が床下、床上1メートル以下、床上1メートル以上、で災害支援金が大幅に変わるってのは納得がいかないですねぇ。(※1..2メートルだったかな?どこかに記事があったのだけどみつからない。ちょと不安)
いずれにしても、行政も社協ボラセンも実態をしっかり見てほしいもんです。受け身じゃダメですよ~!


<オマケ>
この怪しい?団体はエアコンなんかの掃除もします。チェンソーや機械工具、重機なんかも使いますが。
泥を落として基盤を洗浄して、1ヶ月ほど乾燥させ、接点復活剤をかけておくと、動く場合が半分くらいはあるようです。
その後業者にみてもらい、棄てるのはそれからでもいいですよね。

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最終更新日 : 2015-10-02