きょうは雨です。 ★警告:文章長いです。笑
台風15号が関東地方を直撃して離れていく途中ですが、東北地方の太平洋岸に強い雨雲が移動してきています。
いろいろ被害が出ているようですが、停電がかなり多そうです。水害はあまりないのかも?いまのところ。
ヒマなので、先般の仮払機と平行して修理していたリョービのEK-20Pの悪戦苦闘の経過をまとめてみました。
結論からいうと、最初からキャブレターのオーバーホールして、燃料パイプなどの消耗品は交換したほうがよかったですね。
いちおう使えるようにはなったのですが、いまいち不調です。
まずはエアーフィルターがボロボロになってました。

燃料が吸い上がらなかったので、燃料フィルターとパイプをキャブクリーナーで掃除しました。

プライマリーポンプは割れてはいませんが、新品があったので交換しました。

で、組付けてみたのですが、燃料が吸い上がりません。
キャブ内の燃料通路もキャブクリーナーでチェックしたのですが問題はありません。
あれこれ見ているうちに、中央のチェックバルブという赤い部品が割れていることに気づきました。

これは一方通行の弁になっているんです。部品の手持ちがありません。
そこで先般交換した一体型のプライマリーポンプから外して使うことにしました。

ふたたび組付けてみたのですが、まだ吸い上がりません。
よくみたらチェックバルブがポンプ内に落ちているじゃあーりませんか!あれまぁ。

根元の円筒状の金具と一緒に外れていました。

さて、これは困ったわ。溝が切ってあるけどゆるゆるになってます。接着剤じゃ利かなそうだし。
先ほど分解いしたプライマリーポンプを壊してリングを外してみました。
運がいいですねぇ。こちらはキツメだったので押し込んだら固定できました。ラッキー!

ふたたび、みたびよたび?組付けたら、やっと燃料が吸い上がるようなりました。
なのですが、エンジンはかかっても持続しません。やっぱりキャブレターを分解チェックするしかないようです。
メタルダイヤフラムは大丈夫そうですが、ポンプダイヤフラムが凹んで変形しています。(上側)
オーバーホール部品を一式注文しました。(下側)

ついでにキャブクリーナーで通路を洗浄して組付けました。
またまた燃料があがりません。燃料パイプが切れていました。
劣化してたんですねぇ。ブラブラ動いているうちに根元が切れてしまったようです。手持ちのパイプに交換しました。

いちおうエンジンは掛かるようにはなったのですが、アイドリングが安定しません。吹きあがりもよくありません。
アクセル開閉器の中央にある芯弁調整(マイナスネジ)をいじってみることにしました。
ここは触れたことがないのですが、試してみたくなりました。好奇心で。
すこしずつ回してみたのですが、よくなりません。何度も何度もスターターを引いてエンジンを掛けて調整して、また掛けて、調整して・・・・・・。何十回掛けたかしら。もとの位置が分からなくなってしまいましたぁ。持病になってしまった肘も痛い。
このネジは右も左もクルクル回ってしまうようです。止まるところがありません。これ不良なのかしら?
調整ができる範囲は半回転くらいなのです。疲れたのでほどほどところでやめました。くやしいので、その後も何度かやりましたが。
ちなみにこのキャブはチョーク付きなのです。
左側の赤いレバーを立てるとネジでとまっている扇型がすこし上昇して、燃料が濃くなるようなのです。
格安キャブをネットで探してみたのですが、排気量の小さいのは見つかりませんでした。で、いまのところあきらめています。

後日、またまたヒマにまかせて、代用品の古キャブに交換してみたくなりました。チョーク以外は適合しそうです。

で、ヘンなことを発見しちゃいました。
シリンダー側に接続するパッキンの向きが違っていたのです。これではシリンダー側への穴がふさがってしまいます。

ただしい向きはコレです。しかし、なんでエンジンが掛かるのだろう?不思議だぁ。これが不調の原因?
で、向きを正しくして取り付けてみましたが、やっぱり不調でしたぁ。うーん、何故?勘違い?

その後、代用キャブに交換してみました。チョークがなくてもエンジンは掛かりました。スターターを引く回数が増えますが。
アイドリングは安定するのですが、回転数が中くらいまでしか上がりません。
で、また元のキャブに戻しましたよ。だましだまし使えばなんとかなりそうなので。
しかし、心残りです。いずれ再挑戦かしら。
※ネットでキャブを探しているときに、評価の欄にこんなことが書いてありました。
キャブの向きを反対に取り付けてしまったけどちゃんと動いていた。後日間違えに気づいて正規の向きに戻した。どっちでも動く、って。
初めはそんなバカなぁ!と思っていたけど、これ本当かもねぇ。
壊れてしまった点火プラグも入手しました。BM6Aです
代用していた熱価7だと濡れて被り気味です。今度はきつね色で正常になりました。

エアーフィルターも自作しました。手元にあったキッチンスポンジです。
ウレタンの目の細かい方を切り出しました。

で、完成です。26ccの方も取り付けましたよ。

コヤツは20ccなので、実に軽いです。手軽です。元々ワイヤーカッターがついてました。
岩場や障害物回りには気にせず使えるので重宝しますね。
密集した草や灌木などは切れませんし、小石や草切れが飛び散るのであまり使いたくはないですが。

チップ刃もあるのですが、石が多いのですぐに摩耗したり、チップ飛んでしまいます。万能的に切れ味はいいのですがねぇ。
芝刈り用の8枚刃をもらってきたので使ってみましたが、細い灌木などは切れません。ただ手軽に研げるのがいいところかも。
4枚刃くらいなら灌木も切れるらしいけど、なかなか落ちてせーん。笑

といういことで、33cc、26cc、20ccがそろいました。さてどう使い分けるか。
たぶん一番調子がいい、26cc一本やりになっちゃうんでしょうねぇ。
他のは使わないとまたダメになっちゃうかも?少なくても燃料だけはキャブ内もしっかり抜いておかねば。
ね。
※いやあああ、長かったわ。ブログも長かったわぁ。よく遊んじゃったわぁ。
さて、機械いじりはこの辺にして、もう伸びなくなってきた最後の草刈りをせねばね。
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台風15号が関東地方を直撃して離れていく途中ですが、東北地方の太平洋岸に強い雨雲が移動してきています。
いろいろ被害が出ているようですが、停電がかなり多そうです。水害はあまりないのかも?いまのところ。
ヒマなので、先般の仮払機と平行して修理していたリョービのEK-20Pの悪戦苦闘の経過をまとめてみました。
結論からいうと、最初からキャブレターのオーバーホールして、燃料パイプなどの消耗品は交換したほうがよかったですね。
いちおう使えるようにはなったのですが、いまいち不調です。
まずはエアーフィルターがボロボロになってました。

燃料が吸い上がらなかったので、燃料フィルターとパイプをキャブクリーナーで掃除しました。

プライマリーポンプは割れてはいませんが、新品があったので交換しました。

で、組付けてみたのですが、燃料が吸い上がりません。
キャブ内の燃料通路もキャブクリーナーでチェックしたのですが問題はありません。
あれこれ見ているうちに、中央のチェックバルブという赤い部品が割れていることに気づきました。

これは一方通行の弁になっているんです。部品の手持ちがありません。
そこで先般交換した一体型のプライマリーポンプから外して使うことにしました。

ふたたび組付けてみたのですが、まだ吸い上がりません。
よくみたらチェックバルブがポンプ内に落ちているじゃあーりませんか!あれまぁ。

根元の円筒状の金具と一緒に外れていました。

さて、これは困ったわ。溝が切ってあるけどゆるゆるになってます。接着剤じゃ利かなそうだし。
先ほど分解いしたプライマリーポンプを壊してリングを外してみました。
運がいいですねぇ。こちらはキツメだったので押し込んだら固定できました。ラッキー!

ふたたび、みたびよたび?組付けたら、やっと燃料が吸い上がるようなりました。
なのですが、エンジンはかかっても持続しません。やっぱりキャブレターを分解チェックするしかないようです。
メタルダイヤフラムは大丈夫そうですが、ポンプダイヤフラムが凹んで変形しています。(上側)
オーバーホール部品を一式注文しました。(下側)

ついでにキャブクリーナーで通路を洗浄して組付けました。
またまた燃料があがりません。燃料パイプが切れていました。
劣化してたんですねぇ。ブラブラ動いているうちに根元が切れてしまったようです。手持ちのパイプに交換しました。

いちおうエンジンは掛かるようにはなったのですが、アイドリングが安定しません。吹きあがりもよくありません。
アクセル開閉器の中央にある芯弁調整(マイナスネジ)をいじってみることにしました。
ここは触れたことがないのですが、試してみたくなりました。好奇心で。
すこしずつ回してみたのですが、よくなりません。何度も何度もスターターを引いてエンジンを掛けて調整して、また掛けて、調整して・・・・・・。何十回掛けたかしら。もとの位置が分からなくなってしまいましたぁ。持病になってしまった肘も痛い。
このネジは右も左もクルクル回ってしまうようです。止まるところがありません。これ不良なのかしら?
調整ができる範囲は半回転くらいなのです。疲れたのでほどほどところでやめました。くやしいので、その後も何度かやりましたが。
ちなみにこのキャブはチョーク付きなのです。
左側の赤いレバーを立てるとネジでとまっている扇型がすこし上昇して、燃料が濃くなるようなのです。
格安キャブをネットで探してみたのですが、排気量の小さいのは見つかりませんでした。で、いまのところあきらめています。

後日、またまたヒマにまかせて、代用品の古キャブに交換してみたくなりました。チョーク以外は適合しそうです。

で、ヘンなことを発見しちゃいました。
シリンダー側に接続するパッキンの向きが違っていたのです。これではシリンダー側への穴がふさがってしまいます。

ただしい向きはコレです。しかし、なんでエンジンが掛かるのだろう?不思議だぁ。これが不調の原因?
で、向きを正しくして取り付けてみましたが、やっぱり不調でしたぁ。うーん、何故?勘違い?

その後、代用キャブに交換してみました。チョークがなくてもエンジンは掛かりました。スターターを引く回数が増えますが。
アイドリングは安定するのですが、回転数が中くらいまでしか上がりません。
で、また元のキャブに戻しましたよ。だましだまし使えばなんとかなりそうなので。
しかし、心残りです。いずれ再挑戦かしら。
※ネットでキャブを探しているときに、評価の欄にこんなことが書いてありました。
キャブの向きを反対に取り付けてしまったけどちゃんと動いていた。後日間違えに気づいて正規の向きに戻した。どっちでも動く、って。
初めはそんなバカなぁ!と思っていたけど、これ本当かもねぇ。
壊れてしまった点火プラグも入手しました。BM6Aです
代用していた熱価7だと濡れて被り気味です。今度はきつね色で正常になりました。

エアーフィルターも自作しました。手元にあったキッチンスポンジです。
ウレタンの目の細かい方を切り出しました。

で、完成です。26ccの方も取り付けましたよ。

コヤツは20ccなので、実に軽いです。手軽です。元々ワイヤーカッターがついてました。
岩場や障害物回りには気にせず使えるので重宝しますね。
密集した草や灌木などは切れませんし、小石や草切れが飛び散るのであまり使いたくはないですが。

チップ刃もあるのですが、石が多いのですぐに摩耗したり、チップ飛んでしまいます。万能的に切れ味はいいのですがねぇ。
芝刈り用の8枚刃をもらってきたので使ってみましたが、細い灌木などは切れません。ただ手軽に研げるのがいいところかも。
4枚刃くらいなら灌木も切れるらしいけど、なかなか落ちてせーん。笑

といういことで、33cc、26cc、20ccがそろいました。さてどう使い分けるか。
たぶん一番調子がいい、26cc一本やりになっちゃうんでしょうねぇ。
他のは使わないとまたダメになっちゃうかも?少なくても燃料だけはキャブ内もしっかり抜いておかねば。
ね。
※いやあああ、長かったわ。ブログも長かったわぁ。よく遊んじゃったわぁ。
さて、機械いじりはこの辺にして、もう伸びなくなってきた最後の草刈りをせねばね。


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最終更新日 : 2019-09-09