きょうは朝から雨が降り続いています。薪割りも終わったので、気兼ねなくまったりと過ごしています。
最近まとまった雨が降らなかったので、もっと降ってくれればいいですねぇ。明日の岩魚釣りに期待したいところです。
久しぶりのログネタです。
一週間ほど前に手伝ってきました。以前にボランティアしていたセルフビルドのログレストランです。
厨房の窓上部の石膏ボードが割れてきたのです。(木部の下地が見えるところ)

この天井と壁は、丸太壁の内側に独立の箱状になっていて丸太のセトリングの影響は受けないハズなのですがねぇ。
※これはお風呂場などの施工方法と同じですね。
わかりますかね、見えている横桟が窓枠左上部に密着してますよね。(本来は平行)下がっているということは丸太の影響を受けているんですね。
左側の石膏ボードもはずしてみました(下記の写真)。 横桟の接合部のネジが折れていましたよ。
横桟の裏側にカッターの刃を差し込んでみたら隙間がありません。原因は、横桟上部の丸太の切り欠きが足りなかったのでした。つまりセトリング分をちゃんと計算してカットしていなかったのですね。
※セトリングは一般的に最大6%と言われています。丸太上部が2.5メーターであれば15センチ下がるということです。
したがって、ドアなどの上部が2メーターとすれば12センチ開ける必要があるんですね。ただ、今までの経験からいうと実際には3~4%(6~8センチ)くらいで収まるようです。(ログの施工方法によって変わりますが)
ちなみに、このログは建込み後1年間で通しボルトが5~6センチ下がっていました。これからも2~3センチは下がるでしょうね。
で、この横桟は2メーターくらいの位置にあるので、せめて8センチはスペースを開けておく必要があったのだけれど、それが十分でなかったということですね。
(ああ、説明が難しいい・・・。わかるかなぁ)
対策は、横桟を3ミリほど手前に引くと、裏側の丸太の腹の間にスペーがあくので、そこに固定することにしました。石膏ボードがちょと傾きますが、目立たないでしょう。(裏側の丸太を削るのは大変ですし。)

ところが、さらに問題発見。
丸太のグルーブの隙間が大きいのです。下がらないみたいです。
この丸太のつながっている、壁の左側の丸太も同様に隙間が大きいです。
ここが原因になってましたよ。

ここは説明が難しいので詳しい説明は省略しますが、簡単にいうと、横に見える梁の隙間が気になるということで、ここにも石膏ボードを差し込んであったのです。
入れた当初はユルユルだったそうですが、それがしっかり密着していました。仕方なく壊して取り出しましたよ。
さらにもう一箇所ありました。

上記の横梁に交差している縦梁の下の目隠板も密着してました。ここも当初はユルユルだったそうです。
かなり強固に締め付けられていたのでジャッキアップして取り外しましたよ。ここは3センチほど開けて取り付け直しておきました。
するとですねええ。ギシギシギシギシ・・・いいながら丸太が下がってきたのですよ。
結果、横梁の隙間は気にならなくなったので、そのままでよくなりました。
ということで、セトリングスペースは安易に判断しっちゃいけないということです。ちゃんと計算してスペースをとりましょうね。
お役に立ったらクリックを!
<オマケ>
1年分の薪棚が一杯になりました。正味10日かかって集材と薪割りが完了です。

これは2年後の分です。2間幅で4列あります。燃料が確保できたという裕福感はいいですねええ。
ニホンカモシカが久しぶりにやってきました。なんとか食ってみたいけれど・・・。

ハニーワインを仕込んでみました。蜂蜜を水で割ってイースト菌を加えてあります。うまく密造酒ができますかね。

ちなみに、欧米?では、結婚すると妻が夫のために精力剤として作るようです。ホントに効くのかしら?
最近まとまった雨が降らなかったので、もっと降ってくれればいいですねぇ。明日の岩魚釣りに期待したいところです。
久しぶりのログネタです。
一週間ほど前に手伝ってきました。以前にボランティアしていたセルフビルドのログレストランです。
厨房の窓上部の石膏ボードが割れてきたのです。(木部の下地が見えるところ)

この天井と壁は、丸太壁の内側に独立の箱状になっていて丸太のセトリングの影響は受けないハズなのですがねぇ。
※これはお風呂場などの施工方法と同じですね。
わかりますかね、見えている横桟が窓枠左上部に密着してますよね。(本来は平行)下がっているということは丸太の影響を受けているんですね。
左側の石膏ボードもはずしてみました(下記の写真)。 横桟の接合部のネジが折れていましたよ。
横桟の裏側にカッターの刃を差し込んでみたら隙間がありません。原因は、横桟上部の丸太の切り欠きが足りなかったのでした。つまりセトリング分をちゃんと計算してカットしていなかったのですね。
※セトリングは一般的に最大6%と言われています。丸太上部が2.5メーターであれば15センチ下がるということです。
したがって、ドアなどの上部が2メーターとすれば12センチ開ける必要があるんですね。ただ、今までの経験からいうと実際には3~4%(6~8センチ)くらいで収まるようです。(ログの施工方法によって変わりますが)
ちなみに、このログは建込み後1年間で通しボルトが5~6センチ下がっていました。これからも2~3センチは下がるでしょうね。
で、この横桟は2メーターくらいの位置にあるので、せめて8センチはスペースを開けておく必要があったのだけれど、それが十分でなかったということですね。
(ああ、説明が難しいい・・・。わかるかなぁ)
対策は、横桟を3ミリほど手前に引くと、裏側の丸太の腹の間にスペーがあくので、そこに固定することにしました。石膏ボードがちょと傾きますが、目立たないでしょう。(裏側の丸太を削るのは大変ですし。)

ところが、さらに問題発見。
丸太のグルーブの隙間が大きいのです。下がらないみたいです。
この丸太のつながっている、壁の左側の丸太も同様に隙間が大きいです。
ここが原因になってましたよ。

ここは説明が難しいので詳しい説明は省略しますが、簡単にいうと、横に見える梁の隙間が気になるということで、ここにも石膏ボードを差し込んであったのです。
入れた当初はユルユルだったそうですが、それがしっかり密着していました。仕方なく壊して取り出しましたよ。
さらにもう一箇所ありました。

上記の横梁に交差している縦梁の下の目隠板も密着してました。ここも当初はユルユルだったそうです。
かなり強固に締め付けられていたのでジャッキアップして取り外しましたよ。ここは3センチほど開けて取り付け直しておきました。
するとですねええ。ギシギシギシギシ・・・いいながら丸太が下がってきたのですよ。
結果、横梁の隙間は気にならなくなったので、そのままでよくなりました。
ということで、セトリングスペースは安易に判断しっちゃいけないということです。ちゃんと計算してスペースをとりましょうね。


<オマケ>
1年分の薪棚が一杯になりました。正味10日かかって集材と薪割りが完了です。

これは2年後の分です。2間幅で4列あります。燃料が確保できたという裕福感はいいですねええ。
ニホンカモシカが久しぶりにやってきました。なんとか食ってみたいけれど・・・。

ハニーワインを仕込んでみました。蜂蜜を水で割ってイースト菌を加えてあります。うまく密造酒ができますかね。

ちなみに、欧米?では、結婚すると妻が夫のために精力剤として作るようです。ホントに効くのかしら?
- 関連記事
-
-
井戸の砂取り器の設置ボランティア? 2016/12/07
-
気晴らしの階段手摺 2014/05/27
-
セトリング・トラブルがアッチコッチに・・・ 2014/05/21
-
ボロボロ・ログ発見! 2013/04/10
-
気仙沼のボラログはどうなった? 2013/02/19
-
最終更新日 : -0001-11-30