あいかわらず根雪になった山ん中で、吹雪にまみれてセッセと、ボチボチと、伐採してます。
そんな薪作りの合間に、一昨日「ボランティアと作るログハウス」の様子を見てきました。
一山越えて海岸になると雪が無いですよ。
1週間の予定で、長野から3人のプロビルダーの助っ人が入ってましたが、この日が最終日でした。
当初12段の予定が10段でストップしたままだったのですが、高さも2700程度あったので、11段で済ますことになったようです。

下に置いてあるのは、デッキの出し桁です。
開口部も処理されてました。

1週間で小屋組みまでとか聞いていたので、後回しかなとか思っていたのですが、やっぱり先にやってました。
アーチカットも。

グルーブがちょと大きいのはご愛嬌ですねえ。
桁の勾配カットも完了です。

よく見ると、天井板を飲み込むスペーサーの部分を欠いてありましたね。芸が細かいです。
以前、タテの芯が曲がっていたので、ソレを補正するように促していたのですが、それもカバーしてくれてました。
高さのチェックも、丸太の木口に全高とレフトアップの数値が書いてあったりします。
梁のブラインドノッチには蟻加工が施されていたりと、細かいところも抜かりはないですねえ。
上段面です。

向こう側は矩勾配でこちらから5寸勾配が直交でぶつかります。
屋根の取り合いをどうするのかが、最大の関心ごとだったのですが、旨いこと処理してました。勉強になりましたよ。
1週間の日程でどうなることやら、と思っていたのですが、さすが場数を踏んでるプロは違いますねええ。まったく段取りがよくて、作業も早い!メチャメチャ早い!
さすがに小屋組みまでは間に合いませんでしたが。
今回は、ここまででしたが、次回も来られるようです。
3月初旬から1週間くらいで、小屋組み加工と移設と屋根下地まで仕上げてしまう予定だそうです。
オマケのカット。

後光が差していますね。ありがたい。
参考になったらクリックを!
<追記>
この建物は、津波で被災したイタリアン・レストランの再生を目指しています。
昨年の7月までは被災地の仮店舗で営業されていたのですが、それに見切りをつけて別の場所に新店舗を造っているのです。
実際に作業が始められたのは11月からです。雨の日も雪の日も、強風の日も、休まずコツコツと。
仮店舗を出していると再生支援が受けられないとか、止めれば収入がなくなるとか、支援金の期限が3月までとか、苦渋の決断をし、必死の覚悟で造られています。
なぜハンドカットログなのか?ということですが、夢の丸太小屋だからですね。当初はマシンカットのキットを考えていたようでしたが。
いろいろ難しい事情もあるのですが、せひ実現してもらいたいと思い、微々たる支援をさせてもらってます。
そんな薪作りの合間に、一昨日「ボランティアと作るログハウス」の様子を見てきました。
一山越えて海岸になると雪が無いですよ。
1週間の予定で、長野から3人のプロビルダーの助っ人が入ってましたが、この日が最終日でした。
当初12段の予定が10段でストップしたままだったのですが、高さも2700程度あったので、11段で済ますことになったようです。

下に置いてあるのは、デッキの出し桁です。
開口部も処理されてました。

1週間で小屋組みまでとか聞いていたので、後回しかなとか思っていたのですが、やっぱり先にやってました。
アーチカットも。

グルーブがちょと大きいのはご愛嬌ですねえ。
桁の勾配カットも完了です。

よく見ると、天井板を飲み込むスペーサーの部分を欠いてありましたね。芸が細かいです。
以前、タテの芯が曲がっていたので、ソレを補正するように促していたのですが、それもカバーしてくれてました。
高さのチェックも、丸太の木口に全高とレフトアップの数値が書いてあったりします。
梁のブラインドノッチには蟻加工が施されていたりと、細かいところも抜かりはないですねえ。
上段面です。

向こう側は矩勾配でこちらから5寸勾配が直交でぶつかります。
屋根の取り合いをどうするのかが、最大の関心ごとだったのですが、旨いこと処理してました。勉強になりましたよ。
1週間の日程でどうなることやら、と思っていたのですが、さすが場数を踏んでるプロは違いますねええ。まったく段取りがよくて、作業も早い!メチャメチャ早い!
さすがに小屋組みまでは間に合いませんでしたが。
今回は、ここまででしたが、次回も来られるようです。
3月初旬から1週間くらいで、小屋組み加工と移設と屋根下地まで仕上げてしまう予定だそうです。
オマケのカット。

後光が差していますね。ありがたい。


<追記>
この建物は、津波で被災したイタリアン・レストランの再生を目指しています。
昨年の7月までは被災地の仮店舗で営業されていたのですが、それに見切りをつけて別の場所に新店舗を造っているのです。
実際に作業が始められたのは11月からです。雨の日も雪の日も、強風の日も、休まずコツコツと。
仮店舗を出していると再生支援が受けられないとか、止めれば収入がなくなるとか、支援金の期限が3月までとか、苦渋の決断をし、必死の覚悟で造られています。
なぜハンドカットログなのか?ということですが、夢の丸太小屋だからですね。当初はマシンカットのキットを考えていたようでしたが。
いろいろ難しい事情もあるのですが、せひ実現してもらいたいと思い、微々たる支援をさせてもらってます。
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最終更新日 : -0001-11-30