それにしても、最近チェンソーのトラブルが多いのです。
先日、ボランティアに持っていったチェンソーのスターターロープが切れました。
それを直して、また持っていったのですが、今度は取っ手の部分が引っこ抜けました。
スチールは取っ手内にクッションのスプリングが入ってるんです。

分解してみると、タンコブを止める白い筒状のものが壊れていました。
部品を取り寄せるのも、時間とお金がかかるので、ありあわせのもので修理しましたよ。
現場に置いておいたら、誰かが使ったらしいのですね。
この程度だと別に恨みはしませんが、人の道具は黙って使っちゃいけませんね
ちょっとノウハウ
●スターターロープは、少し引いて引っ掛かりを確認してから強く引くんですね。
そうしないと衝撃が強すぎて、他のトラブルも発生することがよくあります。
●ついでに、取っ手内のスプリングは何のためにあるのか?
これは、エンジンを止めたときに、反動でスターターロープが引っ張られます。この衝撃を和らげているんです。なかなか考えられていますよねえ。
●スプリングが入っていないものは、取っ手を手で引き出し持ってからエンジンを切ります。つまり手で衝撃を吸収するわけですね。
バカになった穴直しの道具がやっと揃いました。

左からヘリサートリコイルキット、タップセット、ボルトです。
全部で6千円ほどかかりましたよ。これでマフラーを止めるシリンダー穴の補修ができます。
ヘリサートのパーツ

上から、下穴ドリル刃、タップ(5ミリ0.8ピッチ)、コイル挿入具、リコイル、ツメ折具です。
この順番に使っていきます。
ネジ穴補修の原理です。

ちょっと大き目の穴を開け、タップでネジを切ります。
リコイル(スプリング状)の外形はタップの寸法です。内径はネジの寸法になっています。
これを右回しで挿入すると、スプリングを絞る状態で入っていきますので、クルクルと入ります。ただし、逆方向に回して抜こうとしても、スプリングが広がるので抜けません。一発勝負ですね。
まあ、抜き取る冶具もありますがね。
マフラーの左穴が修理したものです。

じつは、長めのボルトを仕入れたのです。うまくいけば、5ミリのタップだけで大丈夫かと思ったのでした。
しかし失敗です。奥の方にしかネジが切れませんでした。
止まることは止まるのですが、ちょっと頼りない。強く締めたらまたバカになっちゃいましたよ。
で、やり直しとなったのでした。いやはや。
このヘリサートって古いバイクや車などのレストアでよく使われるんですね。
まあ、結構かかったけど、シリンダーを交換するよりは安く済みましたよ。
もう、トラブルは終わりにしてほしいねええ。
参考になったらクリックお願いします。
先日、ボランティアに持っていったチェンソーのスターターロープが切れました。
それを直して、また持っていったのですが、今度は取っ手の部分が引っこ抜けました。
スチールは取っ手内にクッションのスプリングが入ってるんです。

分解してみると、タンコブを止める白い筒状のものが壊れていました。
部品を取り寄せるのも、時間とお金がかかるので、ありあわせのもので修理しましたよ。
現場に置いておいたら、誰かが使ったらしいのですね。
この程度だと別に恨みはしませんが、人の道具は黙って使っちゃいけませんね
ちょっとノウハウ
●スターターロープは、少し引いて引っ掛かりを確認してから強く引くんですね。
そうしないと衝撃が強すぎて、他のトラブルも発生することがよくあります。
●ついでに、取っ手内のスプリングは何のためにあるのか?
これは、エンジンを止めたときに、反動でスターターロープが引っ張られます。この衝撃を和らげているんです。なかなか考えられていますよねえ。
●スプリングが入っていないものは、取っ手を手で引き出し持ってからエンジンを切ります。つまり手で衝撃を吸収するわけですね。
バカになった穴直しの道具がやっと揃いました。

左からヘリサートリコイルキット、タップセット、ボルトです。
全部で6千円ほどかかりましたよ。これでマフラーを止めるシリンダー穴の補修ができます。
ヘリサートのパーツ

上から、下穴ドリル刃、タップ(5ミリ0.8ピッチ)、コイル挿入具、リコイル、ツメ折具です。
この順番に使っていきます。
ネジ穴補修の原理です。

ちょっと大き目の穴を開け、タップでネジを切ります。
リコイル(スプリング状)の外形はタップの寸法です。内径はネジの寸法になっています。
これを右回しで挿入すると、スプリングを絞る状態で入っていきますので、クルクルと入ります。ただし、逆方向に回して抜こうとしても、スプリングが広がるので抜けません。一発勝負ですね。
まあ、抜き取る冶具もありますがね。
マフラーの左穴が修理したものです。

じつは、長めのボルトを仕入れたのです。うまくいけば、5ミリのタップだけで大丈夫かと思ったのでした。
しかし失敗です。奥の方にしかネジが切れませんでした。
止まることは止まるのですが、ちょっと頼りない。強く締めたらまたバカになっちゃいましたよ。
で、やり直しとなったのでした。いやはや。
このヘリサートって古いバイクや車などのレストアでよく使われるんですね。
まあ、結構かかったけど、シリンダーを交換するよりは安く済みましたよ。
もう、トラブルは終わりにしてほしいねええ。


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最終更新日 : -0001-11-30